オバマの前で『中国が頼み』と
言い切った朴槿恵
韓国に配慮しなくなった米国が
朴槿恵に最後通牒を突きつけ
激怒した習近平が
脅迫的に
米韓同盟破棄を要求
韓国で「中立化」が語られる。「米韓同盟をやめろ」と中国から脅される中での出来事だ。
■露骨になる中国の脅し
なぜ今、韓国で突然に中立化が語られるのだろうか――。それは米中対立が激しくなる中、中国からの「離米従中」要求が日増しに強まっているためだろう。
4月15日、中国は韓国に対し「米韓合同軍事演習をやめよ」と要求した。
中国外交部スポークスマンは定例会見で「緊張を高めるどんな行為にも反対だ。
この時期の合同軍事演習に賛成できない」と述べた
(「オバマが帰ると即、習近平に秋波を送った朴槿恵」
参照 http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140506/264088/)。
中国が掲げた理由は「核武装に突き進む北朝鮮を刺激しないため」だが、本音は米韓同盟を有名無実にしたいのであろう。
北朝鮮の南進やテロを、韓国は在韓米軍の力を借りて防いでいる
。米韓合同軍事演習はそれを北に具体的に示す極めて重要な行事だ。演習がなくなれば、韓国は米韓同盟の威力を疑い出すだろう。もちろん、中国の狙いはそこにある。
■「中国を選べ」と要求
5月15日の朝鮮日報は、中韓の政府間協議の場で中国が「朝貢外交に戻ったらどうか」と言い出した、と報じた(「ついに『属国に戻れ』と韓国に命じた中国」参照 http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140527/265528/)。
5月26日にソウルを訪問した王毅外相も暗にだが、韓国に「中国陣営への回帰」を求めた。中韓外相会談の冒頭で王毅外相は「国際情勢の深刻な変化により、中国は韓国を緊密な協力者として選択するつもりだ」と述べた。
中央日報はこれを「米国ではなく中国を選べと言う圧迫」と解説した(「ついに『属国に戻れ』と韓国に命じた中国」参照)。
2000年代から中国は韓国に対し、中国包囲網たる日―米―韓の3国軍事協力体制に加わるなと圧力をかけてきた。韓国が米国主導のミサイル防衛(MD)に参加しなかったのも、この脅しに怯えたためだ。
それがついに2014年、中国は米韓軍事同盟の事実上の解体を要求、さらには中国側に戻って来い、と命じるに至ったのだ。
■バイデン発言をなぞった王毅
王毅外相の「選択」発言は、2013年12月のバイデン米副大統領の発言「米国は韓国に賭ける。韓国が米国の反対側に賭けるなら、それはいい賭けではない」を意識したものに違いない(「北朝鮮に『四面楚歌』と嘲笑された韓国」参照 http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20131224/257496/)。
米国が韓国を中国から引き戻そうと「中国に賭けるな」と要求したのに対し、中国も対句のように、我が国を選べ、と命じたのだ。
語った状況もそっくりだ。バイデン副大統領の「賭け」発言は朴槿恵大統領との会談の冒頭、韓国記者を前に語られた。米国の対韓不信感を象徴する発言を、韓国政府が隠ぺいしないよう図ったと思われる。
半年後の王毅外相の発言も同様に会談冒頭、記者の目の前でのことだった。これも韓国への圧力を増す効果を狙ったものだろう。
王毅外相の5月の韓国訪問の目的は、習近平主席の訪韓の調整だった。中韓首脳会談は7月にもソウルで開催されると見られている。
ソウルで王毅外相は韓国政府に「首脳会談で中国は米韓合同演習の中止を要求するから、それに応えるよう」求めたであろう。あるいは、首脳会談の場で「韓国が中国側に戻った」何らかの証拠を表明しろ、と通告したかもしれない。
■見切り発車で韓国にミサイル配備へ
中国の威嚇攻勢に対し、米国は粛々と韓国の囲い込みに動いている。4月に訪韓したオバマ大統領は「北朝鮮の核とミサイルの脅威に対抗する」との名分で、朴槿恵大統領から「日米韓3国の軍事情報交流が必要だと認識する」との一札を取った
「オバマの前で『中国が頼み』と言い切った朴槿恵」
参照 http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140427/263548/)。
この「情報交流」は韓国を米国主導のMDに組み込む準備の色合いが強い。
米日韓がMDで連携するには、北朝鮮や中国のミサイルの位置情報を共有する必要があるからだ。
だが韓国は、中国の叱責を恐れて「韓国の構築するMDはあくまで韓国独自のものである」と言い張り続けている。
ただ、米国は、板挟みに苦しむ韓国に配慮する風はない。
以降に続く
MDは、対中国ミサイル防衛網
朝鮮日報(日本語版)は5月28日、韓国をMDに組み込むため、米下院が「3国(韓米日)ミサイル協力強化案に関する評価作業を実施せねばならない」との趣旨を盛り込んだ国防授権法第1234項を通過させた、と報じた。
さらに米国は、戦域高高度防衛ミサイル(THAAD)システムを韓国に配備する方針を突然に打ち出した。
THAADは米国のMDの中核となるシステムだ。
米国はこれにより、在韓・在日米軍基地とグアムの防衛力強化を目指す。
同時に、米国主導のMDに参加するよう、韓国に引導を渡した形だ。
「独自のMDにこだわる韓国軍がTHAAD購入を断っても、どうせ米軍が自前で持ち込むから参加したと同じだよ」というわけだ。
THAAD配備を認めれば対中包囲網に加わったと見なされるのを恐れ、
韓国政府は
「米国からその話は聞かされていない」と、また逃げた。
■「中国との関係を犠牲にしていいのか」
既定事実を積み重ねて韓国を囲い込む米国――。
中国は怒った。
5月28日にウオール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がTHAADの韓国配備を報じると、中国外交部は同日の会見で「地域の安定にとってよくないことだ」と直ちに米国を批判した。
もちろん、中国の怒りの矛先は韓国にも向いた。聯合ニュースは5月29日
「“韓国、THAADに加われば、韓中関係を犠牲に”と新華社」(韓国語)という見出しの記事で、以下のように報じた(注1)。(http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2014/05/29/0200000000AKR20140529197800083.HTML)
(注1)2014年6月16日現在、聯合ニュースに引用された新華社の元記事の存在はサイト上で確認できなかった。
・中国の新華社は29日「韓国を米MDのネットワークに組み込むことはいい考えではない」との記事を配信し「韓国がこの地域の最も大きな経済体(中国)の反対を無視しMDネットワークに誘惑されれば、最も速く発展する中国との関係を犠牲にするだろう」と明かした。
・王毅外相は最近の訪韓を契機に、中韓関係を「歴史上、最上の時期」と評価した。ただ、そう言いつつも「韓国は短期的な利益に目を奪われるのではなく、意思決定の過程において全ての潜在的要素を考慮せねばならぬ」と忠告した。
「忠告」というよりも「脅迫」だ。
韓国は米国のTHAAD配備に反対せざるを得ないだろう。
だが、米国は韓国を守るとの名分を掲げ、それを無視するだろう。
あまりにうるさく韓国が言い募れば、米国は在韓米軍の削減・撤収カードを使って韓国を脅すかもしれない。
近く開催が予想される中韓首脳会談で、朴槿恵大統領はTHAAD配備の問題でも板挟みに陥る可能性が極めて高い。
米中を操りながら日本と北朝鮮を叩く、という朴槿恵政権の二股外交は完全に破綻した。
だからこそ今、文正仁教授が中立化を唱え始めたのだ。
9: 亜生肉 ◆fD0UyRfttY @\(^o^)/ 2014/06/19(木) 01:52:25.98 ID:ZFNMzamY.net
あほう
さっさと支那の属国になれよ韓国は
10: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2014/06/19(木) 01:52:31.00 ID:8HvRM2FZ.net
フィンランドは戦う国家だったが、韓国はちがうだろう。
391: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/ 2014/06/19(木) 07:12:42.62 ID:sf/qBqkF.net
>>10
> フィンランドは戦う国家だったが、韓国はちがうだろう。
確かに違う。
フィンランドは決してソ連の属兵となって他国を侵略していない。
だが、高麗が元属兵となって日本を侵略した。その元寇の歴史を日本は忘れてはならない。
日本は憲法改正も含め来るべき21世紀の元寇に今から備えることが肝要だと思う。
2014/06/01 に公開
韓国を見捨てた日本の強烈な反撃です。二股外交などという勘違いでアメリカを激怒させ、そのせいで日本とも防衛協定も結べず、世界中から笑いものにされています。中国の属国になるというリスクを全く理解していなかった韓国は自滅へまっしぐらです。シンガポールのシャングリラ対話を控え、日本と韓国で防衛省会談が行われていましたが、中国に情報漏洩する気満々の韓国に日本が異例ともいえる発言をします。
こうした背景にはアメリカの韓国切り捨てがあります。日本はアメリカに配慮する必要もなく、遠慮なく韓国を叩き潰してもらいたいですね。
2015年には韓国に統帥権が移り、在韓米軍も規模縮小します。その時に朝鮮半島がどうなるか楽しみです。
そして、韓国にこうした発言ができるようになったのも安倍政権のおかげです。
2015年には韓国に統帥権が移り、在韓米軍も規模縮小します。その時に朝鮮半島がどうなるか楽しみです。
そして、韓国にこうした発言ができるようになったのも安倍政権のおかげです。
安倍総理、ありがとうございます。
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