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今日も今日とて「日本軍国主義復活ぅぅぅぅぅぅっ!!」・・・(中略)…な中韓。今度は中国共産党宣伝機関の一つ【新華網】に、日本の教科書を非難するこんな記事が掲載された、そうだ。
【新華網】世界の教科書に南京大虐殺は掲載されている、認めていないのはごく一部の日本人だけ―中国メディア
配信日時:2014年2月10日 20時4分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=83112
【1】 8日、新華網は記事「南京大虐殺はすでに多くの国々の教科書に記載」を掲載した。デンマーク・オールボルグ大学のベン・ドーフマン教授は南京大虐殺について詳述した歴史教科書を出版している。写真は南京大虐殺記念館。2014年2月8日、新華網は記事「南京大虐殺はすでに多くの国々の教科書に記載」を掲載した。
【2】 日本のごく一部の人々が抹殺、歪曲しようとしている南京大虐殺の歴史。しかし全世界の多くの人々は自国の教科書にこの史実を記載し、歴史の真実を理解しようとしている。
【3】 デンマーク・オールボルグ大学で歴史を教える米国人教師、ベン・ドーフマン助教授もその一人。「教科書と文献を読んで南京大虐殺は確かにあったと信じている」と新華社のメールインタビューに答えている。
【4】 同氏はこれまでに2冊の歴史教科書を執筆。英国、米国で出版しているが、南京大虐殺における旧日本軍の暴行について詳述している。「虐殺は人道に反したもの。侵略戦争は日本が中国の資源を求めて起こしたもの。なぜ日本が歴史を否定するのか、理解できない」とコメントしている。
【5】 南京大虐殺記念館の朱成山(ジュウ・チョンシャン)館長は国際シンポジウムや巡回展によって国際社会は南京大虐殺の真実を具体的に理解するようになったとコメント。「日本政府が南京大虐殺を正視するよう要求する。また、国際社会にはより真実を理解してもらいたい。恨みを記憶するためではない。歴史の悲劇を繰り返さないようにするためだ」と語った。(翻訳・編集/KT)
例にあがっている教科書は、二冊だけのようですが?
さて、如何だろうか。
いや、まあ、ハッタリもここまで薄っぺらだと、哀れさえ催すな。なにしろ上掲新華網記事に登場する人物は立った二人。①「デンマーク・オールボルグ大学のベン・ドーフマン教授」 と ②「南京大虐殺記念館の朱成山(ジュウ・チョンシャン)館長」 だけ。後者②は正に「"南京大虐殺"の喧伝広報活動」が存在理由であろうが、教科書とは直接関係ない。前者①は「"南京大虐殺"を詳述した歴史教科書を出版」したそうだが、二冊だけ。
ソリャ世界中には「ベン・ドーフマン教授の教科書」以外にも「"南京大虐殺"を詳述した歴史教科書」はあるのだろうが、「南京大虐殺はすでに多くの国々の教科書に記載」と銘打つには、あまりにもみみっちい代表例ではないか。
そんなかなり無理矢理な代表例は、
1> 日本のごく一部の人々が抹殺、歪曲しようとしている南京大虐殺の歴史。
2> しかし全世界の多くの人々は自国の教科書にこの史実を記載し、歴史の真実を理解しようとしている。
2> しかし全世界の多くの人々は自国の教科書にこの史実を記載し、歴史の真実を理解しようとしている。
と言う上記記事の記述を、相当胡散臭くしているぞ。端的に言えば、ハッタリであろうと思える。それも、相当苦しいハッタリ(*1)だ。
まあ、上記①ベン・ドーフマン教授からして、
3> 「教科書と文献を読んで南京大虐殺は確かにあったと信じている」
などと言っているようでは、少なくとも歴史学者としてのレベルは多寡が知れているが。
教科書読んで歴史が全て判るのなら、歴史学者なんざ(*2)不要だ。
教科書に書いて居ないこと、もしくは教科書に反する事を史実から掘り出し実証するからこそ、歴史学者に存在理由があろう。
無論、その歴史学的実証には、一定の学問の自由が不可欠だ。中国共産党政権下では、望むべくもない。
<注釈>
(*1) そりゃ中国共産党の存在理由は「日帝から中華を救った栄光の歴史」しかないのだから、苦しかろうがハッタリだろうが「日帝の非道」は喧伝しなければならなかろうが。(*2) 少なくとも、その「教科書」発行以降の歴史学者は、