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維新、慰安婦問題の対応強化へ
河野談話の見直しに向け、日本維新の会は対応を強化する方針だ。これまで「歴史問題検証プロジェクト・チーム（ＰＴ）」（座長・中山成彬元文部科学相）が中心となって活動してきたが、談話見直しに対する他党の支持は広がりを欠いている。執行部は党を挙げてこの問題に取り組むことで、国民運動に発展させたい考えだ。ＰＴは２０日、国会内で会合を開き、有識者を招いて慰安婦問題について意見交換した。
中山氏は「国民運動として展開させる」と気勢を上げ、ＰＴでは事務局長の杉田水脈衆院議員ら党内の女性議員が呼びかけ人となり、河野氏らの国会招致を求める署名活動を２月初旬に始めるはずだった。だが、党内に「独りよがりになりかねない」（若手）などの懸念が浮上。
国会では、すでに河野氏の参考人招致を要求しているが、自民党が「犯罪関係を除き、元衆院議員を参考人として呼んだ例はない」と拒否。他党の支持を得られていない。ＰＴは署名活動を開始。橋下徹共同代表も河野談話を問題の「元凶」としており、すでに河野氏の参考人招致にも理解を示している。（2014.2.20 産経新聞抜粋）
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2月20日、日本維新の会の山田宏議員が衆議院予算委員会で質問に立ち、「河野談話」時の当事者でもある石原信雄元官房副長官を参考人として招致しました。河野洋平の参考人招致を認めない自民党に対し、維新の会（保守系）はよく頑張っています。
その中で、石原元官房副長官は河野談話について「最終的に日韓両国の将来のために事態の打開となればと言うことで16人の慰安婦の方たちから調査官がヒアリングを行った。日本側には強制的に募集するということを裏付ける資料はなかった」と発言しました。
そして、山田宏議員は「先月の正論という雑誌に政府からオープンになっていない『聞き取り調査報告書』が取上げられており、これを読みますと聞き取り調査の内容がかなりずさんであった。氏名も、生年月日も、出身地もまともに記されていない。また連れて行かれた場所が軍の慰安所がない熊本とか、台湾とか、下関とか、大阪とかで働かされたということで、かなりずさんだった。このずさんだったものをそのまま河野談話に反映させた。この証言に対して裏付けは取るべきであったと思うんです。裁判でも証言の裏付けは取ってまいります。証言だけで有罪にされるということはありません。裏付け調査は行われたのですか」との問いに、石原元官房副長官は「証言の裏付け捜査は行われおりません」と答えました。
石原元官房副長官はきちんと参考人に応じました。河野洋平元官房長官もこれほど問題になっているのですから自ら応じるべきではないか。
また、山田宏議員は日本政府としての外務省としての対応を訪ねました。
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山田：（韓国の慰安婦像など）アメリカでの対応は今までどのように行われてきたのでしょうか。
岸田外相：慰安婦に対する我が国の立場は説明してきました。慰安婦の碑文に書かれていることは日本政府とは異なるもので、我が国の立場をしっかり説明して行かなければならない。在外公館、大使を通して説明する。現地の世論に影響のある有識者に説明していく努力を続けていく。何よりこういう問題を政治・外交問題化させることはあってはならない。
山田：政治・外交問題化させているのは相手の国ではないか。日本政府ではないのです。一体どういう説明しているのか。「こういう事実はない」と説明しなければならないのに、「ここで取上げる問題ではない」とか、「外交問題課すべきではない」とか、そんなことをやっているからどんどんこの内容が広がっていくんじゃないですか。
アメリカに行くと、この問題は日本の領事館や大使館は「これは事実とは違う」という説明ではなくて「この問題はもはや謝罪済みだ、見舞金も出している。だからもう終わっているんだ。日本はやるべきことはやってきたんだ」という説明をしているという。これではやったということを認めていることじゃないですか。
先日、地方議員を中心にしてカリフォルニア州のグレンデール市に行って日系の人たちにお話を聞くと自分たちの子供達が非常にいじめられていると聞いたと言うんです。例えば、クラスメートの普段から日本のことを悪く言う韓国人から日本の子供達が議論を吹っ掛けられるが、日本の子供たちは反論も出来ず黙っているしかない。日本の大使館や領事館が日本を代表してしっかり反論してくれたらいいのに、という言葉や、また、日本の子供達に対して韓国人の子供たち数人がやって来て「独島（竹島）は韓国の領土だ」と叫んで逃げて行く、日本人の子供達はただ呆然と見ているだけ。韓国系の多い所に子供を通わせていた時にランチで日本のおにぎりを持っていったら「汚いウンコみたいだ」と平然と言われた。韓国人の祖父母が常に孫たちにそう言っているようだ。そのようなことを言われ続けた結果、我が子は「僕には汚い日本人の血が流れている」と言って机に頭を叩きつけていた。
今、こういった慰安婦の碑が建てられている場所で日本人がどんなに肩身の狭い思いをしているか。わかりますか。日本の子供たちがどんなに傷ついているか。
子供からは学校に行って「日本名で呼ばないで」と言われているお母さんもいるんですよ。日本名で呼ばれたら日本人だとわかるから。
こんな肩身の狭い思いをさせておいて、きちんと説明しているんですか。外務省は日本人を守るためにあるんでしょう。どこの国を守っているんですか。
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「『僕には汚い日本人の血が流れている』と言って机に頭を叩きつけていた」。
日本軍は世界の中でも最も勇敢であり、軍律の厳しく、規律の守られた軍隊です。「残念ながら日本軍は負けたけど、立派であった」というのが戦場となった東南アジア諸国の声であります。それが「汚い日本人の血」にされて世界中に広まっているのです。こんな理不尽なことをいつまで続けているのか。
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