【森友学園国有地売却問題】
衝撃の新事実、森友学園への売却価格は
近隣地より5.8倍の高値だった
豊中市の価格は2300万円
朝日新聞は森友学園スクープ記事に重要なことを書かなかったようです。
隣接国有地の売却価格は14億2300万円ではなくて、たったの2300万円だったという事実が23日あきらかになりました。
朝日新聞が2017年2月9日にとして報じた森友学園の国有地売却問題。
朝日新聞が調査したところ、売却額は同じ規模の近隣国有地の10分の1だった。
財務局が森友学園に売った土地の東側にも、国有地(9492平方メートル)があった。財務局が10年に公共随契で豊中市に売ったが、価格は約14億2300万円。森友学園への売却額の約10倍とみられる。ここは公園として整備された。(朝日新聞)
と近接した豊中市への土地の売却価格14億2300万円に比較して、異常に安い価格1億3400万円で森友学園に売却されたかのように朝日新聞は報じました。
しかし、朝日新聞が記事に書かなかった衝撃の新事実が明らかになりました。
国は豊中市に、「14億2300万円」で国有地を売却したことは事実ですが、同時に売却に際して、国と内閣府から14億円の助成金が豊中市に出ており、
豊中市は実際には2300万円で購入したというのです。
これが事実なら、森友学園は、近隣国有地よりも5.8倍も高い価格で購入していたことになります。
維新の木下智彦議員が明らかに
2017年2月23日 衆院 予算委員会第三分科会 木下智彦議員(維新)
これは2月23日の国会で維新の木下智彦議員が明らかにしたものです。
近隣の給食センター予定地の地下埋設ゴミの撤去費用は11億4千万円
木下智彦「ここの当該の土地の北側に高速道路がありまして、その北側ちょっとに行った所にですね、今は国有地ではなくて関西空港株式会社、新関空株式会社、今の関西エアポートですかね、そこが持たれている土地をですね、豊中市が買って給食センターを作ろうとしているんですね。でこれは豊中市の小学校の半分の小学校の給食を賄う。そこも同じようにゴミが出てきたらしいんですね。で、今年度、29年度の予算でですね、この除去費用で11億4千万円を予算計上するらしいです。」
豊中市が購入した隣接国有地について
木下智彦「これね、14億2千万だったと言ってるんですね。14億2千万、豊中市が負担したのかというと、違うんですよ。私、これね、豊中市からひっぱってきたんですけれど。
14億2千万の内訳。7億1千万円が国庫補助金、住宅市街総合整備事業と、7億1千万円、国から補助金が出ているんです。で、プラス、臨時交付金、地域活性化公共投資6億9千万円出ている。豊中市の負担額は、なんと2千万円なんです。」
木下智彦「これを見てて思うんですけども、国も国でですね、はたして、この周辺の土地というのは、なんでもいいからとにかく、公共のものであるんであれば二束三文でも売ってもいいと、早く処分したいと言う風に思ってたんじゃないかと、こういう風に思ってしまう。」
国からの補助金は14億円
7億1千万円
このケースでの補助率は2分の一
6億9千万円
14億2300万円-7億1000万円-6億9000万円=2300万円
豊中市は近隣国有地を実質2300万円で購入していたのです。この事実を隠して、マスコミや野党は、森友学園の国有地購入価格1億3400万円が異常に安いかのように印象操作しています。
政権批判を目的とした森友学園へのバッシングは異常といえるでしょう。
20170223_木下智彦_日本維新の会_衆議院_予算委員会_分科会
★以下、2月24日12時58分加筆
正確な価格は2124万3000円
正確な数字がわかりましたので加筆いたします。
野田中央公園の用地取得契約金額は 14億2,386万3,000円
住宅市街地総合整備事業の国庫補助金は 7億1,193万円
地域活性化・公共投資臨時交付金は 6億9,069万円
補助金合計合計 14億262万円
差し引き、豊中市の実質の購入価格は 2,124万3,000円
◆委員(岡本清治) 決算説明書159ページ、都市再開発事業費、公有財産購入費16億5,012万円、そのうち豊中駅西自動車駐車場費を除く14億6,236万円について内訳をお聞かせください。
◎市街地整備室長(佐佐木実) 公有財産購入費14億6,236万4,142円の内訳でございますけれども、庄内地区の住環境整備計画に基づきます庄内幸町3丁目地内の道路整備に伴います用地取得に要した費用が1,292万3,360円、穂積菰江線の整備に関連いたしまして、代替施設としての(仮称)庄内幸町5丁目公園の用地取得費2,557万7,782円及び広域避難地としての整備を図る予定でございます(仮称)野田中央公園の用地取得費に14億2,386万3,000円となっております。
◆委員(岡本清治) 今内訳をお聞かせいただきました。(仮称)庄内幸町5丁目公園の代替地取得、さらには庄内幸町3丁目の道路整備事業、ともにこの私どもの住む南部地域の穂積菰江線絡みと思っておりますんで、これは理解をいたします。
(仮称)野田中央公園については、当初から15億455万円で国費が13億2,193万円、そのうち市債が1億8,250万円とされておりましたが、これらについての財源の推移についてお聞かせをいただきたいと思います。
◎市街地整備室長(佐佐木実) (仮称)野田中央公園につきましては、当初の用地費を15億455万円として計上しておりましたんですが、契約金額は14億2,386万3,000円となってございます。当初予定しておりました住宅市街地総合整備事業の国庫補助金としてです。事業費の2分の1に相当いたします7億1,193万円の補助金と合わせまして、平成21年度は国の経済危機対策といたしまして単年度限りの補助金でございます地域活性化・公共投資臨時交付金が創設されまして、当初85%程度の充当率を想定してございましたが、結果として97%を超える6億9,069万円となったことから、住宅市街地総合整備事業の国庫補助金と合わせまして合計14億262万円の国庫補助金をいただくことができたものでございます。そのため、当初予定しておりました市の負担でございます1億8,250万円の起債が2,124万3,000円の一般財源での支出が可能となり、大幅に市の負担を低減することができたものでございます。
1億3400万円÷2124万3000円=6.3ですので、
森友学園の購入価格は、豊中市の購入価格の6.3倍の高値に訂正いたします。
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