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小池氏攻勢で都連幹部“逃げ腰” 手の平返し…「仲がいい」吹聴、周辺は「迷惑だ」

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小池氏攻勢で都連幹部“逃げ腰”
手の平返し…「仲がいい」吹聴
周辺は「迷惑だ」

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 自民党東京都連は弱気になったのか-。東京都の小池百合子知事は、今年夏の東京都議選(6月23日告示、7月2日投開票)で、宿敵・都議会自民党を打倒するため、“刺客”候補の準備を着々と進めている。これまで都連は徹底抗戦の構えを見せていたが、年内にも行われる解散・総選挙が頭にチラついたのか、幹部からは融和路線に舵を切ったとみられる発言も出始めた。

 「俺は、小池さんと仲がいい」

 都議会自民党の幹部は最近、地元支援者との会合でこう語り、反小池色の打ち消しに躍起になっている。「都議会のドン」こと内田茂都議から薫陶を受け、都議会でも小池氏を激しくヤジっていた人物だ。

 どういう風の吹き回しなのか。

 都政関係者は「この幹部はあまり選挙に強くない。都議会では小池氏と対立しているが、地元では『関係良好だ』と言い続けないと、選挙が厳しい。同様の都議は何人もいる。それだけ、親小池・反自民の風が強く吹いている」と分析した。

 こうした変節について、小池氏周辺は「迷惑だ」と吐き捨てた。

 あきれたすり寄りについて、前出の都政関係者は「ドン・内田氏の地盤、千代田区の区長選(5日投開票)で苦戦しているようだ。都議選、次期衆院選への影響を見据えて、対立したくないのだろう」と解説した。

 この解説と符号するように、下村博文都連会長は告示前の1月25日、「区長選は、正直言ってまったくの無名の新人だから、非常に厳しいと思う。今日から朝の街頭演説を始めたようだが相当遅い」と苦言を呈した。

 都連の責任者としては、少し突き放しすぎた印象がある。

 ドン・内田氏の後任、高島直樹都連幹事長(都議)も25日の都連幹部の集まりで、都議会自民党は小池氏が提出した条例などにすべて賛成していることを紹介し、「そういう意味で抵抗勢力とか、野党ではない」と強調した。

 昨年夏の都知事選で、小池氏を「大年増の厚化粧」と罵倒した石原慎太郎元知事とともに、小池氏を批判していた国会議員も最近、態度を変えた。

 都議選に子飼いの候補を出馬させる予定だったが、「小池氏とは手打ちした方がいい。小池批判はやめよう」と言い出しているという。

 別の都政関係者は「この国会議員の地元には、小池氏はしっかりとした候補を立てるはずだ。都知事選のことは忘れていない。地元の都議が全滅したら、解散・総選挙での手足をもぎ取られたのと同じだ」と話す

 前出の下村氏も「徹底的に小池氏の足を引っ張るとか、対決するとかという思いはまったくない」といったコメントを繰り返している。

 実に分かりやすい人たちというしかない。

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小池氏の攻勢に自民の都連幹部らもトーンダウンか



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