韓国の慰安婦像60体前後に
日本の姉妹都市は抗議せよ!
日韓合意後1年間で19体以上新設
日韓合意やウィーン条約に反する釜山の慰安婦像 (共同)
韓国が、日韓合意に反する暴挙を繰り返している。ソウルの日本大使館、釜山の日本総領事館前の慰安婦像に続き、島根県・竹島や国会への像設置計画も持ち上がっているのだ。長崎県・対馬から盗んだ仏像の返却拒否を認める異常判決まであった。
日本側から「日韓通貨スワップ協議の打ち切り」という意見も浮上するなか、近現代史研究家の細谷清氏が「韓国の自治体と、友好・姉妹都市を結んでいる日本の自治体も抗議すべきだ」と緊急寄稿した。
市民団体などによると、昨年末、釜山に設置された慰安婦像を含めて、韓国国内の慰安婦像は60体前後になった。私(細谷)の調べでは、一昨年の日韓合意から1年間で19体以上も増え、現在も設置計画が多々ある。
これは、「最終的かつ不可逆的に解決」とした日韓合意の精神に反するものであり、大使館や領事館前の設置は外国公館の安寧と尊厳を守るウィーン条約に反する暴挙だ。世界各国も「韓国はその程度の国だ」「国際常識から逸脱している」とあきれ果てている。
こういう時にこそ、像を設置した韓国の自治体に対し、姉妹都市である日本の自治体が抗議・直言すべきではないのか。相手は口では「友好」を唱えながら、机の下でわが国の向こう脛を蹴ってきているのだ。日ごろの自治体外交の成果を発揮すべき時である。
自治体国際化協会の統計によると、日韓の友好都市は、米国と中国に次いで、何と161もある。このうち、私が確認した像を設置した韓国の40自治体と姉妹都市にある日本の自治体は38に上る=別表参考。
例えば、今一番ホットな釜山市とは、安倍晋三首相のおひざ元である山口県下関市と、福岡市、北海道が姉妹都市協定を結んでいる。
ソウル特別市とは、小池百合子知事率いる東京都と北海道が、同市内の区とは、東京都墨田区や愛知県田原市が姉妹都市となっている。
舛添要一前都知事は、韓国の朴槿惠(パク・クネ)大統領と青瓦台(大統領府)で会談した後、韓国人学校への都有地の貸し出しを進めるなどして都民・国民の猛批判を浴びた。これをストップさせた小池氏にはぜひ、慰安婦像設置問題でも毅然とした姿勢を見せてほしい。
【韓国崩壊】竹島慰安婦像の募金運動、法律違反のため中止命令www
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