トランプ氏「中国敵対」決断
台湾に急接近
習近平氏は大恥かかされた
ドナルド・トランプ次期米大統領が、
中国への強烈な対抗姿勢を示した。
トランプ氏は「アンチ・チャイナ」の急先鋒(せんぽう)だっただけに、
戦略的に行動した可能性が高い。
中国への強烈な対抗姿勢を示した。
台湾の蔡英文総統と電撃的な電話協議を行い、「経済、政治、安全保障面での緊密な結びつき」を確認したうえ、
フィリピンのドゥテルテ大統領とも電話会談で意気投合したのだ。
フィリピンのドゥテルテ大統領とも電話会談で意気投合したのだ。
トランプ氏は「アンチ・チャイナ」の急先鋒(せんぽう)だっただけに、
戦略的に行動した可能性が高い。
習近平国家主席率いる中国は衝撃を受け、
「対中激突」や「孤立化」を恐れている。
「トランプ氏は間違いなく『対中強硬策』を決意した。
「対中激突」や「孤立化」を恐れている。
「トランプ氏は間違いなく『対中強硬策』を決意した。
一連の行動は、オバマ政権の救いがたい
『対中弱腰外交』との決別宣言だ。
違う言い方をすれば、中国に対する宣戦布告だ」
『対中弱腰外交』との決別宣言だ。
違う言い方をすれば、中国に対する宣戦布告だ」
米軍関係者は語った。
中国に2日、超ド級の衝撃が走った。冒頭で触れたように、トランプ氏が、台湾独立志向が強く中国が目の敵にしている蔡氏と、通訳抜きで10分以上、電話協議を行ったからだ。トランプ氏は、蔡氏を「The President of Taiwan(台湾総統)と呼んだ」ことも堂々と公表した。
米国は1979年の米中国交正常化以来、中国の主張する「1つの中国」政策を受け入れてきた。表向き、台湾を国として認めず、米大統領も次期米大統領も台湾総統とは接触しない-という慣例を厳守してきた。
トランプ氏はこれを一方的に破ったのだ。
まさに中国にケンカを売ったかたちといえる。
「中台統一」をもくろむ中国からすれば、驚天動地の裏切り行為だ。
中国の王毅外相は3日、「台湾側のくだらない小細工だ」「米国政府が堅持してきた『1つの中国』政策を変えることはできない」と、蔡氏を批判したという。
香港フェニックステレビが伝えた。中国外務省も同日、米政府とトランプ氏に厳重抗議した。
だが、旧知の外務省関係者は次のように語る。
「トランプ氏は確信犯だ。
オバマ氏率いるホワイトハウスにも一切知らせなかった。
中国の抗議も無視して、ツイッターで『米国は台湾に何十億ドルもの兵器を売りながら、私がお祝いの電話を受けてはいけないとは興味深い』と開き直った。
蔡氏を、独立国家の元首に使用する『President』と呼んだのもわざとだ。トランプ氏は米中関係悪化を恐れていない。いかに習氏を攻撃できるか、周到に計算して動いている」
実は、中国がトランプ、蔡両氏の電話協議に激怒した3日、
中国共産党の機関紙「人民日報」は1面で、習氏とキッシンジャー元米国務長官が笑顔で握手する写真を掲載した。
記事は前日の会談を報じたもので、
習氏は『(トランプ政権と)安定した発展を継続したい』と表明を出していた。
世界各国が注視するなか、笑い物だ。大恥をかかされた。
トランプ氏が将来の「中国制圧」に向けて仕掛けた工作は、これだけではない。
以下、複数の米軍、米情報関係者から得た情報だ。
まず、英国のキム・ダロク駐米大使が1日、日本に派遣している英空軍最新鋭戦闘機「タイフーン」を近々、
南シナ海での「航空の自由」作戦に参加させると、ワシントンで開かれたシンポジウムで明かした。
ダロク氏はさらに、2020年に就役する空母2隻を太平洋に派遣する意向を発表し、「米政府と目標(対中政策)を共有する」と宣言したのだ。
「トランプ陣営の仕掛けだ。主役は、国防長官に指名したジェームズ・マティス元中央軍司令官(退役海兵隊大将)と、
安全保障担当補佐官に指名されたマイケル・フリン元国家情報局長(退役陸軍中将)の2人だろう。
ともに『戦場の英雄』で『対中強硬派』、そして強烈な『反オバマ』だ。
オバマ時代、南・東シナ海で中国に好き勝手させた屈辱の8年間を取り戻すつもりだ」
そして、トランプ氏は2日、フィリピンのドゥテルテ大統領とも電話会談をしていたのである。
ドゥテルテ氏はこれまで、オバマ氏を「売春婦の息子」と罵倒し、米国との決別宣言までしていた。そのドゥテルテ氏が会談後、「(トランプ氏に)親密さを感じた。われわれと米国の絆は確かなものだと伝えた」と大喜びして、態度を一変させた。なぜか。
「トランプ氏が、ドゥテルテ氏の麻薬犯罪対策について『成功を祈っている』と語ったことが大きい。ドゥテルテ氏は、CIA(米中央情報局)の失脚・暗殺工作におびえていた。次期米大統領が直接電話したことで、それがなくなった。
南シナ海の対中戦勝利のために、米国はドゥテルテ氏をとり戻す」
トランプ氏の大統領就任は来年1月20日だが、すでに経済問題や、外交・安保問題などで、激しく動いている。
私(加賀)は、夕刊フジ(11月22日発行号)で、トランプ氏について《中国との『通貨戦争』『貿易戦争』『全面戦争』も辞さない、対中強硬政策を決断した》という最新情報を報告した。
国際情勢が予想以上に緊迫化している。日本は総力を挙げて情報収集に努め、万全を期さなければならない。休んでいる暇などない。
■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。
「トランプ氏が、ドゥテルテ氏の麻薬犯罪対策について『成功を祈っている』と語ったことが大きい。ドゥテルテ氏は、CIA(米中央情報局)の失脚・暗殺工作におびえていた。次期米大統領が直接電話したことで、それがなくなった。
南シナ海の対中戦勝利のために、米国はドゥテルテ氏をとり戻す」
トランプ氏の大統領就任は来年1月20日だが、すでに経済問題や、外交・安保問題などで、激しく動いている。
私(加賀)は、夕刊フジ(11月22日発行号)で、トランプ氏について《中国との『通貨戦争』『貿易戦争』『全面戦争』も辞さない、対中強硬政策を決断した》という最新情報を報告した。
国際情勢が予想以上に緊迫化している。日本は総力を挙げて情報収集に努め、万全を期さなければならない。休んでいる暇などない。
■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍し、数々のスクープで知られている。
トランプ氏顧問、米台関係に言及
「中国の反発、知ったことか」
「中国が嫌がっても無視しろ」
米国のトランプ次期大統領が台湾の蔡英文総統と電話で会談し、
中国からの反発を招いていることについて、
同氏はまた、トランプ氏が蔡氏と電話会談したことは大歓迎だと表明。
米外交当局ではこれまで
関連スレ
トランプ次期大統領 台湾蔡総統と異例の電話会談 米台間に経済や安全保障についての緊密な関係性が存在する事を確認
トランプ「中国は我々に南シナに大規模な軍事施設を建設していいかどうか了承を求めたのか」 中国を真っ向から批判
中国からの反発を招いていることについて、
トランプ氏の経済顧問、スティーブン・ムーア氏は5日、
ムーア氏は地方ラジオ局とのインタビューで、
中国は台湾を自国の一部とみなし、国家として認めていない。
中国の感情を害しても、
「知ったことではない」と言い放った。
「知ったことではない」と言い放った。
ムーア氏は地方ラジオ局とのインタビューで、
「台湾は我々の同盟国だ。自由を信奉する人々だからこれまでも支援してきた。
我々は同盟国を支援しなければならない。
中国がいやがっても無視すればいい」
我々は同盟国を支援しなければならない。
中国がいやがっても無視すればいい」
と述べた。
中国は台湾を自国の一部とみなし、国家として認めていない。
米国は1979年に中国と国交を樹立し台湾と断交して以来、 こ
の原則を認める立場を取ってきた。
トランプ氏と蔡氏の電話会談に対しては中国が米国務省に抗議し、
米国の外交専門家らも強い懸念を示している。
しかしムーア氏は、中国がアジアで威嚇的な行動に出ていることを批判し、
対中強硬路線で知られたレーガン元大統領と同じように中国に立ち向かうべきだと強調した。
の原則を認める立場を取ってきた。
トランプ氏と蔡氏の電話会談に対しては中国が米国務省に抗議し、
米国の外交専門家らも強い懸念を示している。
しかしムーア氏は、中国がアジアで威嚇的な行動に出ていることを批判し、
対中強硬路線で知られたレーガン元大統領と同じように中国に立ち向かうべきだと強調した。
同氏はまた、トランプ氏が蔡氏と電話会談したことは大歓迎だと表明。
米外交当局ではこれまで
「こんなことはとてもできない、中国に対して失礼じゃないか、とみんなびくびくしてきた」
と主張し、
「中国に失礼でも私の知ったことではない」
と切り捨てた。
と切り捨てた。
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素晴らしいな。
これこそまさに日本人が長年待ち望んでいたアメリカだ。
これでトランプが反日でなければいいんだけどな。
これこそまさに日本人が長年待ち望んでいたアメリカだ。
これでトランプが反日でなければいいんだけどな。
引用元:
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トランプ氏「中国敵対」決断 台湾に急接近。
【スクープ最前線】トランプ氏「中国敵対」決断 台湾に急接近、習近平氏は大恥かかされ…