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都知事選で重視する政策は?
平成7年に起こった阪神大震災の被害状況を取材するため、韓国人記者が現地に行きました。彼は「関東大震災の時には一万人近い朝鮮人が虐殺された。今回は在日が多い地域での震災であり、また虐殺が行われるかもしれない。今度こそ現場をスクープして世界に訴えてやる」と意気込んで被災地に乗りこんで行ったそうです。ところがどうでしょう。彼が目にしたものは、配給された1個の握り飯を日本人と在日韓国人が分け合って食べている姿でした。「こんなバカなはずがない」。彼は現実が受け入れられず、頭がパニック状態になり、そのまま帰国した・・。(松木国俊著『ほんとうは、日韓併合が韓国を救った』)
平成23年3月11日の東日本大震災。この時、世界から注目されたのが日本人の忍耐強さ、秩序を守る姿勢でした。
同じ年の10月、トルコ東部で大きな地震が起きました。この時、トルコの被災地では避難生活を送る人々が互いに助け合い、落ち着いた行動を呼びかけていました。
この時、トルコの被災者が口にしていたのが「日本人を見習いたい」でした。
1000人を超す被災者がテント生活を送る競技場では、食料配給を求める人々が整然と列をつくっていました。割り込む人はなく、妊婦に先を譲る姿もありました。物資が不足しているとされる被災地でも商店で略奪などは発生していなかったのです。普通海外ではこういう混乱時は掠奪が当たり前の光景です。
「昨晩、みんなで震災後の日本人の姿勢を見習わなければいけないと話していたんだ」。
日本がこういうところで見本になっていたとは、あの大震災で苦しんでいる被災者のことは一顧だにしない韓国人の無神経さとは比較になりません。
韓国人が日本の大震災の被災者になぜこれほど無神経なのか。反日教育も大きいでしょう。民族性もあるのでしょう。しかし、何より自分たちがそういう被害を経験していないから、つまり他人事なのです。
同じことが今回の都知事選に言えます。
都知事選で「脱原発、TPP反対、特定秘密保護法廃止、・・」などと訴えている無神経さは韓国人のような感覚です。あの東日本大震災を直接被災していない他人事のような感覚です。
福祉を第一に掲げている人もいますが、災害に遭えば福祉どころではありません。都民をはじめあまりに目先ばかりに目が行き過ぎです。平和ボケなのです。
3.11。被災地ではあの日から、お店はすべて閉まったままで食べ物は手に入らず、水道も電気もガスも携帯も使えず、情報が一切わからない、暗くて寒くて不安な日々を被災者は過ごしました。津波で家族を失い、会社や職場を失い、路頭に迷いながら、これからどうしたらいいのか失望と絶望のどん底で避難生活を続け、頻発する大きな余震とともに不安な日々を過ごしていました。
東京都心を襲う地震は他人事ではありません。生きるか死ぬかの災害時に「福祉をもっと充実してくれ」「脱原発を早く」と言うのですか。「早く助けて欲しい」「何でもいいから食べるものが欲しい」「水が飲みたい」、これが現実ではないでしょうか。
「30年以内に70%の確率で首都直下型地震の起きる可能性が指摘されている。政府で国土強靭化計画が推進されるが、人口密集地である東京では早急に老朽施設の耐震性、水道、ガス、電気などのインフラを強化するとともに、一旦災害が発生した場合の国民の救助体制を確立しなければならない。
東日本大震災や阪神大震災で明らかになったように、あのような大規模災害に対しては自衛隊が中心になって救助活動を実施することになる。現状ではまだ災害が起きてからどのような態勢で救助活動を行うかが検討されるが、その態勢はあらかじめ決まっていないと迅速な救助活動は出来ない。
諸外国の例を見れば、緊急事態が発令された場合の官民を含む指揮系統が決められており、そのような指揮系統の元で年に1、2度の訓練も行われている。東京においてもそのような緊急事態の組織が決まっていなければならない」(田母神俊雄ブログ)
このように具体的に言っているのは一人です。都知事は震災だけではないと言われます。しかし、福祉もオリンピックも自然災害にはかなわないのです。
あらゆることを想定する、それが東日本大震災の教訓でありました。大震災は忘れた頃にやってくる。都民の皆さんにはこの言葉を充分かみしめてほしいと思います。
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