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[転載]知性なし!安保法案反対派・馬鹿のオンパレ・横断幕にハングル・「安倍さんは戦地に行きますか?」

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意味不明【唖然】20代教員「日本が戦争に巻き込まれたら安倍さんは戦地に行きますか?」

意味不明【唖然】20代教員「日本が戦争に巻き込まれたら安倍さんは戦地に行きますか?」
20代教員「日本が戦争に巻き込まれたら安倍さんは戦地に行きますか?」
【意味不明】知性なし!

安倍首相が出演した「みんなのニュース」(フジテレビ)にて


http://www.j-cast.com/2015/07/21240759.html?p=all
安保関連法案反対「学者1万人」の中身 国際政治学者少なく、「シロウトばかり」の声も
J-CASTニュース 7月21日(火)18時32分配信

 安保関連法案に学者1万人超が反対しているとする声明が出されたが、ネット上で、疑問の声も相次いでいる。その多くが安全保障問題については専門外だとみられているからだ。


  「憲法9条をなし崩しにしようとしている」「安倍首相が有事と思えば戦争ができる、とんでもない法案だ」

安保関連法案反対「学者1万人」の中身 国際政治学者少なく、「シロウトばかり」の声も

■大学教授も含まれてはいるが、多くは専門外の人たち

 ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英京大名誉教授らは、東京都内で2015年7月20日に行った会見で、こう口々に訴えた。集まったのは、益川氏らが呼びかけ人となって作られた「安全保障関連法案に反対する学者の会」のメンバーら約150人だ。

 会見では、メンバーらによる抗議声明も読み上げられた。そこでは、衆院特別委や本会議での法案採決について、世論調査で反対が多数を占める状況の中で、立憲主義と民主主義の破壊が行われたと指摘した。憲法学者の多くが違憲だとする中で強行採決したとして、「現政権が学問と理性、そして知的な思考そのものを無視していることのあらわれ」と非難し、「この法案を廃案にするために、国民とともに可能なあらゆる行動を実行します」と表明している。

 学者の会では、学者や研究者1万人超、市民2万人超が賛同署名に応じたとし、ホームページ上でもそのことを報告している。

 とはいえ、その内訳を見ると、学者や研究者と言っても、国際政治学など安保問題に関わっている可能性がある人はごく一部だ。大学教授も含まれてはいるが、多くは専門外の人たちが名を連ねている。

 それも、非常勤講師や大学院生、在野研究者といった所属や肩書の人も多い。中には、障害者支援、合唱指導者、建築設計事務所とする人もいた。また、所属や肩書のない人や氏名非公表の人も含まれており、本当に学者や研究者なのか分からないケースも多かった。

■専門の学者であっても、その意見は信用できない

 こうした署名リストについて、識者の間からも、疑問の声が漏れている。

 経済学者の池田信夫さんはツイッターで、益川敏英氏について、「物理学者としては立派」としながらも、安全保障については何を知っているのかと疑問を呈した。リストについては、「『日本人の1.3万人に1人は反対している』という以上の意味はない」と断じた。

 また、著名なブロガーのちきりんさんはツイッターで、たとえ国際政治が専門の学者であっても、その意見は信用できないと指摘した。「和辻哲郎、丸山真男、都留重人、清水幾太郎など当時の知識人、インテリの皆さんはみーんな『全面講和すべし。単独講和では、日本はアメリカの戦争に巻き込まれる』と主張されてました。吉田首相が『学者は国際政治を知らんからダメ』といって、アメリカと安保条約結んでくれてほんとーによかった」と皮肉ったのだ。

 ネット上でも、異論が相次いでおり、「『学者』とはいっても、安全保障についてはシロウトもいいとこ」「学者の権威を笠に着て、選挙という民主主義の結果を否定する数の暴力」「学者は中国の侵攻から守ってくれません」といった声が上がっている。

 もっとも、学者にまで反対の声が広がったとして、安保法案について再考を求める声も依然ある。そこでは、「安倍政権の大失敗の一つは、アカデミズムを完全に敵に回したことだな」「自公・安倍政権は、国民世論にいよいよ追い込まれて行く」「将来政権を担う権力者が戦争しようと思えばできる状態にしてはいけない」といった危惧が出ている。

「安全保障関連法案に反対する学者の会」の益川敏英「憲法9条をなし崩しにしようとしている」「安倍首相が有事と思えば戦争ができる、とんでもない法案だ」
「安全保障関連法案に反対する学者の会」の益川敏英「憲法9条をなし崩しにしようとしている」「安倍首相が有事と思えば戦争ができる、とんでもない法案だ」

>「憲法9条をなし崩しにしようとしている」「安倍首相が有事と思えば戦争ができる、とんでもない法案だ」


首相が有事と判断すれば自衛権を行使して自衛戦争をするのは、今でも同じだ!

安保法案とは関係なく、日本は、外国から侵略されたり攻撃されたりしたら、日本国民の生命財産を護るために自衛戦争をしなければならない。

「安全保障関連法案に反対する学者の会」は、馬鹿ばかりだ。

「学者の会」でさえ、安保法案については馬鹿ばかりなのだから、安保法案に反対している素人どもは大馬鹿丸出しのオンパレードだ!

https://twitter.com/Instagram_kiero/status/621585795648897025
憂鬱マン
‏@Instagram_kiero
これが '' 知性の差 ''

具体的説明をする賛成派(東大生)と抽象的説明しかできない反対派(高校生)
この女は無学なので
「政府がどのように無茶苦茶なのか」
「答弁でしてないところはどこか」
を話すことができない

これが 「知性の差」 具体的説明をする賛成派(東大生)と抽象的説明しかできない反対派(高校生)この女は無学なので「政府がどのように無茶苦茶なのか」「答弁でしてないところはどこか」を話すことができない
これが 「知性の差」 具体的説明をする賛成派(東大生)と抽象的説明しかできない反対派(高校生)この女は無学なので「政府がどのように無茶苦茶なのか」「答弁でしてないところはどこか」を話すことができない

これが 「知性の差」 具体的説明をする賛成派(東大生)と抽象的説明しかできない反対派(高校生)この女は無学なので「政府がどのように無茶苦茶なのか」「答弁でしてないところはどこか」を話すことができない
これが 「知性の差」 具体的説明をする賛成派(東大生)と抽象的説明しかできない反対派(高校生)この女は無学なので「政府がどのように無茶苦茶なのか」「答弁でしてないところはどこか」を話すことができない
16:42 - 2015年7月16日


▼2015年7月19日に大阪市内で行われた「戦争反対! 愛と平和の女子パレ」の様子▼
▼支那語(簡体字)と朝鮮語(ハングル)と英語の横断幕▼
2015年7月19日に大阪市内で行われた「戦争反対! 愛と平和の女子パレ」の様子。支那語(簡体字)と朝鮮語(ハングル)と英語の横断幕

2015年7月19日に大阪市内で行われた「戦争反対! 愛と平和の女子パレ」の様子。支那語(簡体字)と朝鮮語(ハングル)と英語の横断幕
支那語(簡体字)と朝鮮語(ハングル)と英語の横断幕
■動画
戦争反対! 愛と平和の女子パレ
https://www.youtube.com/watch?v=yuAKYtqCyFs

2015年7月19日に大阪市内で行われた「戦争反対! 愛と平和の女子パレ」の様子です。中国語(簡体字)とハングル文字と英文字で書かれた­垂れ幕を掲げています。記事はこちら → http://ideanews.jp/archives/6217
http://ideanews.jp/archives/6217
大阪での「戦争法案」反対デモ、2つにハシゴで参加してきました
筆者: midori-matsunaka 更新日: 2015年7月20日

2015年7月19日(日)、SEALDs KANSAI(自由と民主主義のための関西学生緊急行動)とSADL(民主主義と生活を守る有志)が共催した「戦争法案」に反対する関西デモ(16:30~)と、女子が中心になって企画されたデモ「愛と平和の女子パレ」(18:00~)に参加しました。
(以下略)

「戦争反対! 愛と平和の女子パレ」より=2015年7月19日、撮影・橋本正人




▼安倍首相が出演した「みんなのニュース」(フジテレビ)
意味不明【唖然】20代教員「日本が戦争に巻き込まれたら安倍さんは戦地に行きますか?」

意味不明【唖然】20代教員「日本が戦争に巻き込まれたら安倍さんは戦地に行きますか?」
20代教員「日本が戦争に巻き込まれたら安倍さんは戦地に行きますか?」
【意味不明】知性なし!



4: ときめきメモリアル(禿)@\(^o^)/:2015/07/20(月) 21:54:02.65 ID:ilzWHwTA0.net
何でトップが戦地にいくのかね?

64: 垂直落下式DDT(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/:2015/07/20(月) 22:00:11.15 ID:xfq94OWt0.net
最高司令官が戦地に行かないだろ

78: 河津掛け(東京都)@\(^o^)/:2015/07/20(月) 22:02:22.99 ID:yM14g23U0.net
最高司令官が自ら最前線に行くとか、そっちの方が万死に値するわ

122: 不知火(dion軍)@\(^o^)/:2015/07/20(月) 22:08:27.90 ID:rRTzHlzm0.net
こんなバカが子供を教育するってことが恐ろしいな

148: ドラゴンスクリュー(福岡県)@\(^o^)/:2015/07/20(月) 22:11:22.91 ID:lOUNXNlH0.net
こいつどこの学校の教師だよ 
教え子が悲惨過ぎるだろ



79: 風吹けば名無し@\(^o^)/ 2015/07/20(月) 18:05:02.81 ID:/5rBc0bj0.net
こいつもあほだが
元自衛官のやつが「戦争おきたら自衛隊員死ぬやろーが」
とか言ってたのにはもっと呆れた





田原総一朗「60年安保デモに参加したが誰も条文読んでなかった。ファッション反対。」
田原総一朗「60年安保デモに参加したが誰も条文読んでなかった。ファッション反対。」
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110810/280586/?P=4
田原総一朗の政財界「ここだけの話」
脱原発の風潮は60年安保闘争に似ている
2011.08.10

■条文を読まずに「安保反対!」と叫んでいた

 何の検証も議論も行われずに脱原発に突き進むのは、ある意味では恐い。私には、それは60年安保闘争と似ているように思える。

 60年安保闘争は、岸信介内閣が日米安全保障条約の改定に取り組んだときに始まった。私は当時、毎日デモに参加し、「安保反対! 岸首相は退陣せよ」と叫んでいた。

 安全保障条約は、吉田茂内閣が取り決め、岸内閣がその条約を改正し、その内容は日本にとって改善されていた。だが、私は吉田安保も改定された岸安保も条文を読んだことがなく、ただ当時のファッションで安保反対を唱えていただけだった。「岸信介はA級戦犯容疑者であるから、きっと日本をまた戦争に巻き込むための安保改定に違いない」と思っていたのである。

 当時、東大の安保闘争のリーダーは西部邁氏であった。私は西部さんに「吉田安保と岸安保はどこが違うのか。それぞれを読んだか」と聞いてみた。西部さんは「読むわけないだろう。岸がやることはろくなものではない。日本を戦争に導くだけだ」と言っていた。

 60年安保闘争に参加していた者はほとんど安保条約の中身など読んだこともなく、ただ反対していただけなのである。
科学的・技術的な議論が行われない脱原発の動きは、この安保闘争とよく似ていると感じる。


>当時、東大の安保闘争のリーダーは西部邁氏であった。私は西部さんに「吉田安保と岸安保はどこが違うのか。それぞれを読んだか」と聞いてみた。西部さんは「読むわけないだろう。岸がやることはろくなものではない。日本を戦争に導くだけだ」と言っていた。
>60年安保闘争に参加していた者はほとんど安保条約の中身など読んだこともなく、ただ反対していただけなのである。科学的・技術的な議論が行われない脱原発の動きは、この安保闘争とよく似ていると感じる。



当時の東大の安保闘争のリーダー西部邁も、条文を読まずに「安保反対!」と叫んでいた!

その西部邁は、今では日本の核武装の必要性を訴えている。

例えば、西部邁は、【核武装=核の最高の平和利用】と述べて、日本の核武装の必要性を訴えている。

http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-3019.html
「平和利用」――けじめなき言葉
【保守再考】(40)
西部邁
2007/02/19, 産経新聞

 人間は言葉の動物だ。だからかえって、人間は自分の言葉によって訛(あやま)り、他人の言葉によって誑(たぶらか)される。その好例が「平和」という言葉であることについて、平和列島の住民も少しは気づいているのではないか。

 平和という言葉は「戦争が"ない"状態」をしか意味しえない。つまりそれは消極的な意味の言葉にすぎない。平和を維持するには、また平和のなかで生じる国民精神の退廃を克服するには、どうすればよいのかという積極策は、平和という言葉をどれほど呉(かまびす)しく叫んでも、何一つ打ち出されない。

 平和という言葉に積極的な意味が宿っていると思うのは、訛言(かげん)であり誑妄(きょうもう)であり、呉しい誤解である。そうとわかれば、核エネルギーの「平和利用」という世界中に流布されてしまっている言葉についても、疑念を差し向けざるをえない。つまり、原子力発電で(家庭や企業に)電力を送ることだけを核の平和利用とよぶことから、核武装にたいする訛りと誑しの言説が広められているのではないかということだ。

 平和の対語は「戦争」なのであるから、平和利用を原発に限ると、核武装はそのエネルギーの「戦争利用」に当たる、という語感を(曖昧(あいまい)なものにせよ)世人は抱くであろう。そして彼らは、核の戦争利用と聞けば、そんな危険かつ野蛮な所業に手を染めるのは桑原、桑原、と尻込みしはじめる。

 しかし核武装こそは、少なくともそれを正当とする理念からすれば、核の平和利用の最たるものなのである。
なぜといって核武装は、「(自国の)核兵器による(他国からの)核攻撃の抑止」のためのもの、より広くいえば「核による大戦争の制止」のためのものだからである。
戦争が抑止されている状態、それが平和にほかならない以上、核武装には核の「最高の平和利用」との形容がふさわしい。

 私がかつてある国立大学の社会科学科に所属していたときに実際に起こったことだが、「戦争研究」という講座を新設することに大半の教官が反対した。彼らは「平和研究」という講座名ならば何の文句もいわなかったであろう。「平和のない状態が戦争である」という当たり前のことが、社会研究にたずさわっている者にすら通じないのである。言葉の(教化力ならぬ)"誑訛力"は凄いものだと認めざるを得ない。

 たとえ核の戦争利用といったとて、注意深い者なら、その戦争は侵略なのか自衛なのか、自衛だとしてもその戦争利用は予防的先制としてなのか(核攻撃を受けたのちの)報復としてなのか、について分類をほどこすであろう。その分類図のどこに位置するかによって戦争利用の意味が異なってくる。

 言葉において訛ったり誑されたりするのを避けるには、言葉の「けじめ」(仕分け)が必要だ。けじめなき言葉はムードでまぶされ、ムードだらけの言葉は表現を幼稚にする。政治から文化に至るまでの現代の多弁症は、けじめなきがゆえに、失語症も同然である。
 (にしべ・すすむ=評論家、秀明大学学頭)

 訛言=誤った風評▽誑妄=でたらめ
■関連記事
「非核」における三猿主義....【保守再考】西部邁
http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/6803020.html

西部邁の自主防衛論
『なぜ自主防衛論議が興らないか』電気新聞
『多極世界の中での自主防衛』産経新聞(保守再考)
『核武装論議の広がりを期待する――自立国家の自主防衛には不可欠』産経新聞(正論)
http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/3946030.html


『核』が日本を沈没から救う 西部邁ゼミナール 2010年10月16日放送
■動画
『核』が日本を沈没から救う 西部邁ゼミナール 2010年10月16日放送
https://www.youtube.com/watch?v=2-69iLsOE3g







私自身は、集団的自衛権の行使容認について、それほど重要な問題とは考えていない。

日本も含めた全ての国家は、集団的自衛権を保有している。

日本も含めた全ての国家は、自然権である自衛権を保有しており、個別的自衛権も集団的自衛権も保有している。

ただし、日本は、集団的自衛権を保有してはいるものの、行使してはならないとされてきた。

しかし、日本だって自然権として集団的自衛権を保有している以上は、国家存亡の危機に瀕した場合には、国家滅亡を回避するために自然権(自衛権)を行使するのは当たり前のことだ。

現実問題として日本にとって重要なことは、集団的自衛権を行使すべきかどうかではなく、急いで核武装するかどうかだ。

核武装していない日本が、核武装している支那やロシアに対して、核武装しているアメリカと共に集団的自衛権を行使することは、事実上困難だ。


したがって、順番が違うのだ。


核武装している支那やロシアに対して、核武装しているアメリカと共に集団的自衛権を行使するためには、まずはその前に核武装しておくことが必要不可欠なのだ。

例えば、台湾有事を想定した場合、支那が日本に対して、「米軍に基地や飛行場や港などを使用させたら、大阪に核ミサイルを撃ち込むぞ!ゴルァー!!」と核恫喝をしたら、日本はどうするのか?

大阪に核ミサイルを撃ち込まれたくない日本は、支那の恫喝に屈してすぐに米軍への協力を停止するのではないか?

そうなると、「日米安保」「集団的自衛権」も、その時点でThe End(終焉)だ。

日本も核武装していれば、支那やロシアは日本に対して核恫喝ができないため、日米同盟や集団的自衛権は維持される。

集団的自衛権の行使を容認するかどうかで国論が二分したり、大騒ぎしたりすることは、ナンセンスだ。

政府も、こんな見せかけの日米同盟強化にエネルギーを費やすのではなく、本当に必要不可欠な核武装について、その必要性・重要性を国民に説くべきだ。


━━━━━━━━━━
【核を持たずに集団的自衛権を行使できるか】

日本の親米保守派には、「アメリカ政府が、日本人は自主的な核抑止力を持つなと言うから、われわれは自主的核抑止力を持てない。アメリカ政府が、日本は集団的自衛権を行使して米軍と一緒に戦えと要求しているから、われわれは集団的自衛権を行使する決断をすべきだ」と、まるで「米政府の下僕」の如き態度で、アメリカ政府の対日要求をそのままオウム返しに繰り返している人が多い。

しかし、これら親米保守派の主張は、非論理的であり、軽率であり、ナイーヴである。彼らは、安全保障問題を真剣に考えていない。日本は、米中朝露・4核武装国に包囲された非常に危険な地政学的環境にあり、アメリカ政府の一方的な要求を受け入れて「集団的自衛権を発動して米軍と一緒に戦う」という能力を持たない状態――アメリカ政府が、日本にそのような能力を持たせない状態――に置かれている。
自主的核抑止力を持たない日本は、核武装した中朝露を相手に集団的自衛権を発動する能力を持たないのである。

この「自主的核抑止力を持たない(持てない)状態で、日本は集団的自衛権を行使できるのか?」という問題に関して、筆者は、カール・フォード前国務次官補(情報局長)と話し合ったことがある。フォード氏は国防総省の次官補(アジア政策担当)を務めたこともある、CIA出身の軍事政策専門家である。筆者とフォード前国務次官補は、誌上で以下の議論をした。

――――――
伊藤
…(略)…米中両国が戦争状態になり、日本にある軍事基地から米海軍や空軍が出撃して中国の駆逐艦を撃沈し戦闘機を撃墜すれば、中国政府は日本政府に対して「すべての対米協力を即時中止せよ!米軍に日本の軍事基地を使用させるな!この要求に従わないならば、24時間後に大阪に核ミサイルを撃ち込む!」という要求を突きつけてくる可能性があります。
その場合、日本の総理大臣はどう反応するでしょうか。「アメリカの核の傘があるから大丈夫だ。中国が日本を攻撃してくることなんかあり得ない」と言って対米協力を続けるでしょうか。それとも「たとえ中国が大阪に核ミサイルを撃ち込んでも、それを理由にアメリカと中国が核戦争を始めるわけがない。そんなことをすれば、数千万人の米国の一般市民が死んでしまう。アメリカの大統領がそこまでして『核の傘の保証』を守るはずがない」と判断して、中国からのニュークリア・ブラックメール(核兵器による恫喝)に屈服するでしょうか。…(略)…

カール・フォード
この場合、日本政府は「中国政府はそのようなニュークリア・ブラックメールをかけてこないだろう」、もしくは、「中国がニュークリア・ブラックメールをかけてきても、それを実行することはないだろう」と希望するしかない。もし日本が中国のブラックメールに屈服するなら、日米同盟はそれでおしまいです。その場合、日本は中国の属国になるでしょう。
結局、これはチキン・ゲームです。
もし中国が、「台湾を断固として獲る!アメリカと激しく対立しても獲る!日本にニュークリア・ブラックメールを突きつけてもでも獲る!」という鋼鉄のように激しい決意を見せてこの戦いに臨んでくるならば、日本は負けです。日本にとって、そのような中国に対抗する手段はない。現在の状況下で、日本は「堅固な日米同盟」が中国にそのような行為をとらせない効果があるだろうと希望するしかないのです。
――――――


フォード次官補の述べるように、自主的な核抑止力を持たない日本は、たとえ極東有事において米軍と一緒に集団的自衛権を行使するという決断をしても、中国政府にニュークリア・ブラックメールをかけられた途端に、「日本は負けだ。日本にとって、そのような中国に対抗する手段はない」という状態になるのである。

「米国の提供する核の傘」とは、しょせん、フィクションにすぎず、自主的な核抑止力を持たぬ国が、集団的自衛権を発動して核武装国を相手とする戦争に参加しようとするのは、最初から非論理的な話なのである。

アメリカ政府が、「日本には自主的核抑止力を持たせない。それにもかかわらず日本は、集団的自衛権を行使しろ」と要求してくるのは、日本をそのようなヴァルネラブル(脆弱)な状態に置いておくのが、アメリカの覇権外交にとってもっとも都合がよいからでる(自主防衛能力を持たない日本政府は、常に米国の言いなりになるしかない)。

しかし、アメリカの覇権政策にとって都合がよい政策を、そのまま鵜呑みにして日本国内で復唱している「親米保守」という人たちは、何という奇妙な、まともな思考能力を持たぬ、小児的な拝米主義者であろうか。明治期の指導者――伊藤博文、陸奥宗光、福沢諭吉等――がいま生きていたら、現在の日本の親米派・反米派双方の判断力の欠如と臆病ぶりに驚愕することだろう。

自主的な核抑止力を持たぬ日本が、米軍と一緒に行動して核武装国(中朝露)を相手とする武力紛争に参加すべきだと主張するのは、悪趣味なジョークである。われわれ日本人は、モーゲンソーやウォルツの国際政治理論をしっかり勉強して、「日本が中国の属国とならぬため、そして、米国と一緒に東アジアで集団的自衛権を行使するため、日本は自主的核抑止力を持たねばならぬ」と決断すべきなのである。

敗戦後、すでに60年経っている。たった1回、戦争に負けたことを口実として、いつまでたっても自主防衛しようとしない日本人は、独立主権国家を運営する道徳的な資格に欠けている。

P128-132
『中国の「核」が世界を制す』伊藤貫著

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転載元: 正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現


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