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「大日本帝国軍による従軍慰安婦強制連行の根拠」とされて来た「河野談話」が、如何に杜撰な「根拠」に基づいたかは昨今要約審らかになって来た処であるが、それを受けて訳の判らない事を韓国政府が口走って居る様だ。
①【中央日報】日本の「河野談話検証」に韓国政府「分別ない行動」批判
2014年02月21日14時19分
http://japanese.joins.com/article/113/182113.html?servcode=A00§code=A10
[? 中央日報日本語版]
菅義偉官房長官が日本軍慰安婦動員の強制性を認めた「河野談話」を検証する意向を明らかにしたことに対し、韓国政府は「分別ない行動だ」と強く批判した。
韓国外交部の関係者は21日、「日本政府が自ら河野談話で認めた慰安婦募集、移送、管理などでの強制性に疑問を提起するのを受け入れることはできない」とし「歴史認識の根幹を崩す分別のない行動だ」と明らかにした。
菅義偉官房長官は20日、衆議院予算委員会に出席し、河野談話について学術的な観点でさらに検討するのが望ましいと述べた。 .
と思ったら、日本にも「朝鮮の友」はいる様で・・・
②公明党幹事長、河野談話見直しを牽制
2014.2.21 17:50
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140221/stt14022117510005-n1.htm
公明党の井上義久幹事長は21日の記者会見で、慰安婦募集の強制性を認めた河野洋平官房長官談話について「日本が世界に発出した公式的な見解だ。尊重すべきだというのが基本的な考え方だ」と述べ、見直しを求める動きを牽制(けんせい)した。
権威主義か、妄想か
さて、如何だろうか。
言うまでもないが上掲①は「河野談話検証」を受けての韓国政府の反応。
①1〉 韓国外交部の関係者は21日、
①2〉「日本政府が自ら河野談話で認めた慰安婦募集、移送、管理などでの強制性に疑問を提起するのを受け入れることはできない」とし
①3〉「歴史認識の根幹を崩す分別のない行動だ」と明らかにした。
①2〉「日本政府が自ら河野談話で認めた慰安婦募集、移送、管理などでの強制性に疑問を提起するのを受け入れることはできない」とし
①3〉「歴史認識の根幹を崩す分別のない行動だ」と明らかにした。
他方上掲②は公明党幹事長の記者会見での発言を報じている。
②1〉 河野洋平官房長官談話について
②2〉「日本が世界に発出した公式的な見解だ。
②3〉 尊重すべきだというのが基本的な考え方だ」と述べ、
②4〉 見直しを求める動きを牽制(けんせい)した。
②2〉「日本が世界に発出した公式的な見解だ。
②3〉 尊重すべきだというのが基本的な考え方だ」と述べ、
②4〉 見直しを求める動きを牽制(けんせい)した。
いや、まあ、再録するだに力が抜けるような発言だな。
上掲②記事に於ける公明党幹事長殿は、「日本が世界に発出した公式的な見解」ならば、法皇やスターリン並みに「無謬」だとでも主張するのだろうか。まさかそんな事はあるまい。所詮は法皇やスターリンですらない神ならぬ身の人が為す事。誤りあらば正すのに、憚る事あろう筈もない。「尊重すべき」と言う「基本的な考え方」が通用するのは「誤りが未だ明確でない」限りだ。そうで無ければ、一度発せられた「日本が世界に発出した公式な(*1)」大東亜戦争宣戦布告は未だ有効なままで、我が国は大東亜戦争を継続していなければならない筈なのだから。
上掲①記事の「韓国政府」に至っては…訳が判らん。上記①2〉は「河野談話で認めた以上、慰安婦募集、移送、管理などでの強制性は絶対的に存在する」と言う主張であり、その「絶対的祖納」故に検証どころか「疑問を提起」する事すら認めていない。そんな検証や疑問は、上記①3〉「歴史認識の根幹を崩す分別のない行動」なんだそうだ。
「慰安婦原理主義」あるいは「河野談話原理主義」とでも呼べば良いのかね。
何れにせよ、それが韓国得意の「正しい歴史認識」であるならば、なるほど「朝鮮では歴史はファンタジーである」と言われる理由が良く判る。だが、「歴史をファンタジーとして扱う」以上、まっとうな学問としての「歴史学」は育たない。さらには歴史観は社会観・世界観共々「外部認識の双璧を為す」と考えるならば、自/他を分離するアイデンティティーさえ危機に曝しそうだ。そりゃ「ノーベル賞が取れない」どころの問題じゃないぞ。
何れにせよ、それが韓国得意の「正しい歴史認識」であるならば、なるほど「朝鮮では歴史はファンタジーである」と言われる理由が良く判る。だが、「歴史をファンタジーとして扱う」以上、まっとうな学問としての「歴史学」は育たない。さらには歴史観は社会観・世界観共々「外部認識の双璧を為す」と考えるならば、自/他を分離するアイデンティティーさえ危機に曝しそうだ。そりゃ「ノーベル賞が取れない」どころの問題じゃないぞ。
一つだけ幸いなのは、上掲①中央日報記事はその見出しを「韓国政府「分別ない行動」批判」としているものの、内容は上記①1〉の通り「韓国外交部関係者」の発言として報じるのみである事。つまり上記①2〉~①3〉に表明された「河野談話原理主義」は「韓国政府の公式見解」として表明された訳では無い…「まだ」、と言うべきかも知れないが。
それにしても、河野談話ってのは韓国が至尊至高の原理に祀り上げてしまうぐらい、韓国にとって「あり難い」ものなんだな。まあ大事な大事な強請りネタだから、な。
<注釈>
(*1) 「公式的」ですらない
上掲①、②記事の元になった「河野談話検証」は、こちら
③「河野談話、(慰安婦聞き取り調査の)裏付けなし」石原元副長官が国会で証言
2014.2.20 18:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140220/plc14022018180021-n1.htm
衆院予算委員会で日本維新の会の山田宏氏の質問に答える石原信雄元官房副長官=20日午後、衆院第1委員室(酒巻俊介撮影)
石原信雄元官房副長官は20日の衆院予算委員会に参考人として出席し、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の「河野洋平官房長官談話」について、韓国での元慰安婦16人の聞き取り調査に基づいて作成したが、裏付け調査をしなかったことを明らかにした。当時の事務方のトップとして作成過程を初めて公の場で証言した。
石原氏は、談話作成にあたり、事実関係を明らかにするため関係省庁に資料調査を要請したが、「女性たちを強制的に(慰安婦に)従事させるという種の文書は発見できなかった」と説明。「米国の図書館まで行ったが、女性たちを強制的に集めたことを客観的に裏付けるデータは見つからなかった」とも語った。
韓国側の強い要求で行われた元慰安婦16人の聞き取り調査については「事実関係の裏付け調査は行われていない」とした上で、「当時の状況として、裏付け調査をこちらが要求するような雰囲気ではなかった」と明言した。
さらに、談話作成の過程で韓国側とすり合わせをしたことに関し、「私は承知していないが、この種のものをまとめる段階で、何らかの事務的なすり合わせはあったのかもしれない。作成過程で意見のすり合わせは当然行われたと推定される」と指摘した。
河野談話に対しては「慰安婦の募集は主として業者が行い、その過程で官憲や軍が関わった可能性があるという表現になっている」と述べ、「日本政府や日本軍の直接的な指示で慰安婦を募集したことを認めたわけではない」と強調した。
石原氏の発言を受け、菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は答弁で、元慰安婦16人の聞き取り調査報告書の公開に関し「非公開を前提に調査を行っているが、機密を保持する中で検討したい」と述べた。
.④「河野談話」根拠覆す石原証言 菅長官、聞き取り再検証を検討
2014.2.21 07:21 [「慰安婦」問題]
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140221/plc14022107240001-n1.htm
石原信雄元官房副長官が20日の衆院予算委員会で、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の「河野洋平官房長官談話」の作成過程について(1)日本軍や官憲が強制的に女性を募集したという客観的資料はない(2)談話は韓国での元慰安婦16人への聞き取り調査に基づくが、裏付け調査はしていない(3)談話は軍や官憲の直接的指示での募集(強制連行)を認めたわけではない-の3点を証言した意義は重い。(阿比留瑠比)
◇
談話作成時の事務方トップだった石原氏は、これまでも産経新聞のインタビューなどで同様の認識を表明していた。また、第1次安倍晋三内閣も19年に「政府発見の資料の中に強制連行を示すような記述はない」と閣議決定している。
極めてずさんで証拠能力が認められない元慰安婦の聞き取り調査が、事実上、唯一の河野談話の根拠だったことは産経新聞がすでに報じてきた通りだ。
ただ、今回はNHKの全国中継が入る国会での当事者の証言であり、国民に河野談話の実態を周知する効果は小さくないだろう。
これを受け、菅義偉(すが・よしひで)官房長官が元慰安婦聞き取り調査の再検証の検討を明らかにしたことも、問題解決に向けた一歩前進となる。
河野談話は海外で「日本政府が正式に強制連行を認めた」と誤解・曲解を招き、荒唐無稽な「20万人強制連行説」や「性奴隷説」の根拠として利用されてきた。歴代内閣も外交問題化を恐れるあまり、この誤った風説が流布されるのを腕をこまぬいて見てきた。
国内でも、こうした海外の誤解・曲解を正すどころかそれに迎合し、一緒になって過去の日本を糾弾するメディアや政治家が少なくなかったのも現実だ。
この12日にも、村山富市元首相が韓国の国会で「軍や業者、慰安婦の皆さんの証言、調査をまとめたもので、信頼すべきものだ」と講演している。
村山氏が何を根拠に「信頼すべきもの」と断言したのか不明だが、今回の石原氏の国会証言はくしくもこれへの反証となった。
何より問題なのは、談話が事実や証拠に基づくものではなく、「強制性」を認めれば慰安婦問題は収まるとの日韓の政治的談合でできたことが改めて明確になったことだ。
「当時の日本政府の善意が生かされていないのは、非常に残念だ」
石原氏は予算委で慰安婦問題の現状をこう嘆いた。だが、国際社会では善意がねじ曲げられることは珍しくない。