琉球新報
カレーも作れない共謀罪
家事をしただけで処罰対象になるかも
「デートもできない警職法」という文句が巷(ちまた)を席巻したのは1958年のこと。警察官の権限を強化する警察官職務執行法改正案への怒りの声だ。時の首相は安倍晋三首相の祖父、岸信介氏
▼デートの場に官憲が踏み込むかもしれぬ、という週刊誌の記事に若者が怒った。戦犯を問われた岸首相への不信もあって、野党の追及は厳しかった。「かつての戦争責任者たる岸首相の反動政策」「まさに戦争準備時代」と激烈だ
▼国に抵抗する思想犯を弾圧した治安維持法の再来を恐れる世代は「オイコラ警察の復活」と反発した。暗い時代を知る戦前派、デートを楽しむ戦後派の双方の反対運動で改正案は廃案となる
▼沖縄でも警職法を巡る国会の混乱が伝わった。本紙は通信社の配信記事を大きく載せた。集成刑法をはじめ自治と人権を抑圧する布令・布告に悩む沖縄住民にとって、よそ事ではなかった
▼共謀罪が成立したら何ができなくなるだろう。試みにネットを検索すると「カレーも作れない共謀罪」という文句が出てきた。国会質疑が元となっている。ほかにもあろう。重苦しい空気が広がるに違いない
▼共謀罪法案が衆院を通過した。この法で私たちは何を失うのか、暮らしの中で点検したい。治安維持法では共産党幹部の夫のために家事をしただけで処罰の対象になり得た。今回もカレーだけでは済むまい。
▼デートの場に官憲が踏み込むかもしれぬ、という週刊誌の記事に若者が怒った。戦犯を問われた岸首相への不信もあって、野党の追及は厳しかった。「かつての戦争責任者たる岸首相の反動政策」「まさに戦争準備時代」と激烈だ
▼国に抵抗する思想犯を弾圧した治安維持法の再来を恐れる世代は「オイコラ警察の復活」と反発した。暗い時代を知る戦前派、デートを楽しむ戦後派の双方の反対運動で改正案は廃案となる
▼沖縄でも警職法を巡る国会の混乱が伝わった。本紙は通信社の配信記事を大きく載せた。集成刑法をはじめ自治と人権を抑圧する布令・布告に悩む沖縄住民にとって、よそ事ではなかった
▼共謀罪が成立したら何ができなくなるだろう。試みにネットを検索すると「カレーも作れない共謀罪」という文句が出てきた。国会質疑が元となっている。ほかにもあろう。重苦しい空気が広がるに違いない
▼共謀罪法案が衆院を通過した。この法で私たちは何を失うのか、暮らしの中で点検したい。治安維持法では共産党幹部の夫のために家事をしただけで処罰の対象になり得た。今回もカレーだけでは済むまい。
http://ryukyushimpo.jp/column/entry-501372.html
【共謀罪法案】民進が法相に答弁求める40項目作成 階猛議員「毒入りカレーで人を殺す計画の際、まずカレーを作ったケースは実行準備行為にあたるか」
http://hosyusokuhou.jp/archives/48789246.html
「民主主義が衰退」「世の中が闇に」共謀罪の廃案訴え那覇で300人集会
夜、県憲法普及協議会や平和市民連絡会など県内の14団体で組織する「共謀罪NO!沖縄実行委員会」は那覇市の県民広場で抗議集会を開いた。法案に反対する市民ら約300人(主催者発表)が参加。登壇した県議会与党会派や市民団体の代表は、基地問題解決を訴える市民運動を萎縮させる影響を懸念し、口々に廃案を訴えた。
実行委員長の高良鉄美琉大法科大学院教授は「共謀罪が成立すると、思ったことが言えない社会になる。民主主義がどんどん衰退する」と警鐘を鳴らした。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は「成立すれば世の中は闇になる。まだ諦めるのは早い。必ず廃案にしよう」と呼び掛けた。集会後、参加者は「共謀罪NO」のポスターを掲げ国際通りをデモ行進した。
必死だな パヨク連中はWW
五寸釘ほなみさんも、ご健在のようだWW
心配しなくても、犯罪者以外には
関係ないから大丈夫。
気を付けるのはお前らだけだよWW