「日本死ね」に“異議”のつるの剛士さん
一連のツイートが波紋
「謝る必要ない」
「問題の本質理解してない」
【流行語大賞トップ10】
タレントのつるの剛士さん(41)が、12月1日に発表された「ユーキャン新語・流行語大賞」で「保育園落ちた日本死ね」がトップテン入りしたことについて違和感をつづった一連のツイートが、ネット上で波紋を呼んでいる。
つるのさんは2日、自身のツイッターに「なんだか日本人としても親としても僕はとても悲しい気持ちになりました。きっともっと選ばれるべき言葉や、神ってる流行あったよね。。皆さんは如何ですか?」などと投稿。この書き込みが大きな反響を呼び、ツイッター上には「私も全く同じ気持ち」「我が子が日本死ねって言葉を使ったら全力で二度と使わせないようにしますけど 言葉には力があります 不快に思うのは当然です」などと賛同する意見が寄せられた。
一方で、「いやいや、このお陰で待機児童問題に政府が本気で取り組まなければならなくなったし、溜飲を下げたり救われた思いのパパママいっぱいいますよ。言葉の表面だけに捉われないでください」と批判の声もあり、ネット上では侃々諤々の議論に。これに対し、つるのさんは3日のツイッターで、「『綺麗な言葉を使おうね』なんて一言も言ってないです。そもそも僕も言葉使い良い方ではないですし。。ただ、死ねが流行語??と。そんな声に国会議員が満面の笑みで登壇に違和感を覚えたというイチ視聴者の感想ツイートでした。。すいませんでした」とつづった。
この“謝罪”とも取れる書き込みにも、賛否の声が。「謝る必要はないと思います。客観的に見ても人として普通に感じる違和感だったと思います」などといったつるのさんの言動を支持する意見のほか、「問題の本質を見ないで日本死ねのフレーズにしか着目していない。何故このような言葉で書きなぐったのか。現代社会における問題に目を向けないで上辺の言葉にいちゃもんつけるのはアホ」などと否定的な投稿もあった。
議論はなかなか収まらず、つるのさんはその後も、「色んな方々のご意見に感謝してます。ただ少なくともウチの子供が『◯ね』なんて言葉を吐いたらスペシウム光線でブッ飛ばしますし、親として反省することは間違いないです」「??誰が右翼だぁ~! 今、現に子供を5人育ててるただの普通の日本人のオヤジ!そもそも日本好きで何が悪いんだろ。。? この記事は論点がズレ過ぎてて驚いてます。。ありがたいですが。。ちなみに昔保育園も落とされとります。笑」などとツイッターに書き込みを続けた。
新語・流行語大賞の年間大賞に輝いたのは「神ってる」。1日に東京都内のホテルで開かれた表彰式には、年間大賞に加えトップテン入りした新語・流行語の関係者が出席し、「保育園落ちた日本死ね」については2月の衆院予算委員会で待機児童問題を巡りこの匿名ブログを引用して安倍首相を追及した民進党の山尾志桜里前政調会長が登場。「待機児童問題を、政治問題の隅っこからど真ん中に移動できた」などと受賞を喜んだ。
つるのさんは最初のツイッターへの投稿の中で「『保育園落ちた日本死ね』が流行語。。しかもこんな汚い言葉に国会議員が満面の笑みで登壇、授与って」と疑問を呈し、「きっともっと選ばれるべき言葉や、神ってる流行あったよね。。皆さんは如何ですか?」と問いかけていた。
(WEB編集チーム)
つるの剛士Twitter
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@nanatakamatsu
炎上芸人か?
【流行語大賞】
「日本死ね」に77%が反対
TBS白熱ライブ ビビット
鳥越俊太郎氏 流行語大賞トップ10入り「日本死ね」を分析「母親の怒りの言葉」
5日放送の「白熱ライブ ビビット」(TBS系)で、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が、「流行語大賞」トップテンとなった「保育園落ちた日本死ね」に対し、「怒りの声」だと指摘した。
1日に「2016ユーキャン新語・流行語大賞」が発表となり、「日本死ね」がトップテンに選ばれた。この「日本死ね」とは匿名ブロガーが保育園の抽せんに落ちた怒りを綴ったエントリー記事に由来するもので、マスメディアでとりあげられるなど当時大きな反響を呼んでいる。
この受賞結果に対し、タレントのつるの剛士が自身のTwitter上で「なんだか日本人としても親としても僕はとても悲しい気持ちになりました」と嘆くなど、疑問視する声も上がっている。番組独自のアンケートでも、「日本死ね」を「流行語大賞」のトップテンに選んだことに「反対」する声が77%に達し、「賛成」の23%を大きく上回っている。