【緊急速報】
尖閣沖で中国海警局船
4隻が領海侵入!!
6日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船4隻が、およそ1時間半にわたって日本の領海に侵入し、海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
第11管区海上保安本部によりますと、6日午前10時すぎ、尖閣諸島の魚釣島の沖合から中国海警局の船4隻が相次いで日本の領海に侵入しました。
4隻は、およそ1時間半にわたって領海内を航行し、いずれも正午前までに領海から出たということです。正午現在、魚釣島の西南西およそ23キロから27キロの日本の接続水域を航行していて、海上保安本部が再び領海に入らないよう警告と監視を続けています。
尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船が領海に侵入したのは先月18日以来で、ことしに入って合わせて31日になります。
政府が官邸対策室
政府は、6日午前10時すぎ、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船4隻が日本の領海に侵入したことから、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を「官邸対策室」に切り替えて、情報収集と警戒監視にあたっています。
外務省は、北京の日本大使館から中国外務省に対し、「尖閣諸島は日本固有の領土だ」として抗議しました。
尖閣沖の領海に中国当局船4隻が一時侵入