日教組の岡本委員長
組合費で豪遊
赤坂のクラブに月100万円使いホステスと不倫
日教組が入る日本教育会館=14日、東京都千代田区
日本教職員組合(日教組)が大揺れだ。岡本泰良(やすなが)委員長(56)がホステスの女性と不倫関係にあり、女性が勤務するクラブなどでの飲食代を日教組の経費で処理していた疑惑を週刊誌に報じられた騒動。倫理、道徳を高く問われる教職員団体のトップのスキャンダルに、日教組関係者も「これはキツい」と絶句。辞任は避けられそうにない。
「事実確認の電話がひっきりなしにかかっているようで、(日教組の中央)執行委員会はてんやわんやです」こう話すのは日教組の関係者だ。
13日発売の週刊新潮が報じた岡本氏のスキャンダル。10月3日夜に岡本氏が40代前半とみられるホステスの女性と東京・池袋のホルモン専門店で食事後、そろってラブホテルへ。2人でタクシーに同乗して帰宅し、タクシーの支払いを日教組名義のチケットで処理したなどと伝えた。
日教組広報室は13日夜、夕刊フジの取材に対し、「委員長が女性問題で報道されたことについては、誠に遺憾なことであり、あってはならないこと」とした上で、タクシー代について「(週刊新潮の)指摘通りです」と私的流用の疑いを認めた。
同誌が記事中で、女性が勤めていた赤坂のクラブに、岡本氏が多いときに月100万円程度、飲食代として支払い、店側が日教組あての請求書を出したと指摘した点は「そういう事実は確認できていません」とした。日教組関係者は「委員長にこんな話が出るのは前代未聞。辞めざるを得ないだろう」と絶句。日教組は「出処進退については、今後適切に対処してまいります」とコメントしている。
神奈川県教組委員長を務めた経歴を持つ教育評論家の小林正氏は、「歴代の委員長はメディアなどの目も意識して、慎重な行動をする人がほとんどでした」と指摘。「日教組の歴史の中で、これほど不名誉なスキャンダルが明るみに出たのは初めてで組織はここまで堕落したかとの思い。道徳や倫理を守り、組員を指導していくべき組織のトップが『労働貴族』のレッテルを貼られかねない異常事態」と語る。
「昭和30年代、日教組の組織率は85%に上り、教員のほとんどが組合員という時代があった。最近ではその比率は25%にまで低下した。今回のスキャンダルはこの状況に追い打ちをかけることは間違いなく、組織のイメージダウンは避けられない」岡本氏はどう答える?
「事実確認の電話がひっきりなしにかかっているようで、(日教組の中央)執行委員会はてんやわんやです」こう話すのは日教組の関係者だ。
13日発売の週刊新潮が報じた岡本氏のスキャンダル。10月3日夜に岡本氏が40代前半とみられるホステスの女性と東京・池袋のホルモン専門店で食事後、そろってラブホテルへ。2人でタクシーに同乗して帰宅し、タクシーの支払いを日教組名義のチケットで処理したなどと伝えた。
日教組広報室は13日夜、夕刊フジの取材に対し、「委員長が女性問題で報道されたことについては、誠に遺憾なことであり、あってはならないこと」とした上で、タクシー代について「(週刊新潮の)指摘通りです」と私的流用の疑いを認めた。
同誌が記事中で、女性が勤めていた赤坂のクラブに、岡本氏が多いときに月100万円程度、飲食代として支払い、店側が日教組あての請求書を出したと指摘した点は「そういう事実は確認できていません」とした。日教組関係者は「委員長にこんな話が出るのは前代未聞。辞めざるを得ないだろう」と絶句。日教組は「出処進退については、今後適切に対処してまいります」とコメントしている。
神奈川県教組委員長を務めた経歴を持つ教育評論家の小林正氏は、「歴代の委員長はメディアなどの目も意識して、慎重な行動をする人がほとんどでした」と指摘。「日教組の歴史の中で、これほど不名誉なスキャンダルが明るみに出たのは初めてで組織はここまで堕落したかとの思い。道徳や倫理を守り、組員を指導していくべき組織のトップが『労働貴族』のレッテルを貼られかねない異常事態」と語る。
「昭和30年代、日教組の組織率は85%に上り、教員のほとんどが組合員という時代があった。最近ではその比率は25%にまで低下した。今回のスキャンダルはこの状況に追い打ちをかけることは間違いなく、組織のイメージダウンは避けられない」岡本氏はどう答える?
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