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毛沢東の雀再来か!【中国】「人民よ、イモを食べろ!」 じゃがいも主食化計画のワケ。その裏には深刻な水不足と地盤沈下

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毛沢東の雀再来か!
【中国】「人民よ、イモを食べろ!
じゃがいも主食化計画のワケ
その裏には深刻な水不足と地盤沈下


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◆「人民よ、いもを食べろ!」
 
 中国じゃがいも主食化計画のワケ 

戦時下でもないのに「第四の主食にせよ」
と政府が大号令。 

その裏には深刻な水不足がある
が、SNSでの反応は芳しくなくて……。

2016年2月23日、中国農業部は「じゃがいも産業開発推進に関する指導意見」を公表した。 
小麦、米、トウモロコシに続く第四の主食としてじゃがいもを位置づけるというもの。

2020年までにじゃがいもの作付面積を1億ムー(約667万ヘクタール)以上に拡大すること、
その30%以上を主食に適した品種とすること、主食消費量の30%をじゃがいもにすること、といった数値目標を掲げている。 

つまり「1日3食のうち1回はじゃがいもを食うべし」と政府が大号令をかけたのである。 

SNSやネット掲示板をのぞくと、「主食にじゃがいもは勘弁して欲しい」と嫌がる声が多数だ。 
政府が無理やりいもを食べさせる。 
北朝鮮や戦後直後の日本を想起させる話だが、いったい中国政府の狙いは何なのだろうか。 

もっとも耕地面積絶対死守というだけならば、他の作物でもいいはずだ。 
なぜじゃがいもなのだろうか。 

◇戦争並みの「水不足」 
一つはトウモロコシの問題だ。 
華北、西南、西北の荒涼地ではトウモロコシが主要作物となっているが、輸入品との価格競争が深刻だ。 
政府による買い上げで農民の収入確保をはかっているが、在庫増加も問題となっている。 
そこで一部をじゃがいも生産に切り替えようという発想だ。 

そして、もう一つの問題が水不足。 
むやみやたらな耕地拡大と工業用水の需要増加、さらに水質汚染によって、中国北部では水資源が枯渇している。 
中華文明を育んできた大河である黄河も下流域では干上がってしまっている時期が多い。 
ならばと地下水の利用が進められてきた。

華北では水使用量の75%以上を地下水に依存しているが、その影響で大規模な地盤沈下が起きている。 
北京市では地下水の水位が年13メートルのペースで低下しているとの報告もあるほか、華北平原の半分以上で地盤沈下が確認されているという。 

写真:作付面積を増やし、1日1回はじゃがいもを食え 生産だけでなく消費も増やすため、じゃがいもを主成分とした料理のレシピを募集したりもする予定だが、果たして…… 

だったら水が豊富な南部から運んでこようと、巨大土木プロジェクト「南水北調」計画が実施された。 
長江の水を北部まで運ぶ用水路を作る壮大な計画だが、5000億元(約8兆7000億円)という巨額の建設費を考えるとペットボトルの水よりも高くつくとの試算まである。 
それでも作ったのならば使うしかないが、際限なく使い続ければ、南部の水資源まで危うくしてしまう。 

そこで栽培にあまり水を必要としないじゃがいもを栽培すれば、「農業用水逼迫の圧力を軽減し、農業生態環境を改善し、永続的な水資源利用を実現しうる」(指導意見)というわけだ。 
まるで戦時を思わせる「じゃがいも主食化」計画だが、水不足の深刻さはまさに戦争並みと言えるかもしれない。 

◇中国共産党は人民の胃袋を支配できるか 

水不足対策という中国政府の思いはよく分かるのだが、問題は国民がじゃがいもを主食としてくれるかどうかにかかっている。 
千切り炒めをはじめ中華料理にはさまざまなじゃがいも料理があるが、あくまで「野菜の一種」というのが大多数の中国人の感覚だ。 
主食としていもをもりもり食べろと言われると抵抗感は強い。 

SNSをのぞくと「じゃがいもは好きだけど毎日はちょっと」「米食わないと食事した気にならないんよ」「やっぱり米が好き」「2020年にはじゃがいも生産過剰のニュースで持ちきりになってるだろうな」といった否定的な反応が目立つ。 

そこで、じゃがいもの生産量を増やすだけではなく、消費量を増やす取り組みも始まっている。 
中国農業部は2015年にじゃがいも入りマントウ(蒸しパン)の開発成功を発表した。 
じゃがいも30%、小麦粉70%という配合なのだとか。一般販売を開始したというが、まったく普及してはいないようだ。 

そこで今年6月に雲南省昆明市で開催される中国国際イモ業博覧会では「じゃがいも美食百選」なるコンテストが開催される。 
じゃがいもを主成分とした麺や餃子、パンなどの主食、さらに飲料やデザートなどのレシピを募集するというもの。 
果たして中国人の胃袋を満足させるメニューは登場するのだろうか。 

絶大な権力を誇る中国共産党だが、果たして人民の胃袋をもコントロールする力を持っているのだろうか。 
わずか4年後にはその成否が明らかになる。 
もしじゃがいも主食化計画が成功したならば......。 
2020年には私たちが想像するものとはまったく別の中華料理が誕生しているかもしれない。 


ニューズウィーク日本版 2016年3月4日(金)13時42分 
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/03/post-4630_1.php 

20: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/ :2016/03/05(土) 02:20:48.54 ID: YkWG1/En.net

TPP効果が出始めてきたようだな 

アレはブロック経済だから、

穀物やら食肉とかの販売優先権が加盟国に与えられる
 
もちろん、毎年決まった数量を買わないといけないんだがその分食糧供給は保証される 

んで、世界的には何十年前から世界は食糧不足が始まってるんだよね 
日米欧しかテレビでやらないから分からないと思うけど、
アフリカとか酷いし他の地域でも食料価格は上がってるんだよね 
特に最近の栄養不足人口の跳ね上がり方は半端無く、2年ぐらいで1億人増えとる 

中国としてはなんとかしないと、それが全員死兵となって襲ってくるから死活問題なんだよね


61: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/ :2016/03/05(土) 02:57:09.12 ID: Yl8nszAN.net

農業を少しでもかじってれば、

じゃがいも連作とか無理なのはわかる 

一時しのぎにイモ作っても、

後が続かないぞ?

土地を豊かにするには日頃の教育が必要だ 
中国は一度、全体を分解させないと、もう無理だろ 
一部の特権階級が中国全部を滅ぼす 
こいつらが自らを捧げない限り、中国に明日は無いよ


24: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/ :2016/03/05(土) 02:24:00.12 ID: jFFbNGca.net

習主席の指示かねぇ? 

マジで、「雀を殺せ」の二の舞になるんじゃねw 

てか、毛沢東をディスりつつ行動をトレースしてない?この人。 

で、顔立ちとかがなんかヤバい。◯民のあの人に通じる感じ。 

コンプレックス持ちのサイコパスなのかなって最近思えてきた。

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大躍進政策


大躍進政策(だいやくしんせいさく、繁体字大躍進簡体字大跃进拼音dàyuèjìnGreat Leap Forward)は、1958年から1961年までの間、中華人民共和国が施行した農業工業の大増産政策である。毛沢東は数年間で経済的にアメリカ合衆国イギリスを追い越すことを夢見て実施した。しかし結果は、中国経済の大混乱と、推計2,000万人から5,000万人[1]の餓死者を出す大失敗に終わり、毛沢東は生涯でただ一度の自己批判を行って[2]国家主席を辞任した。その後は中国共産党中央委員会主席毛沢東に代わって劉少奇小平などが修正主義的路線による経済再建を目指すが、権力奪還を企図する毛沢東の動きがこの後の文化大革命を引き起こすことになる。

四害駆除運動[編集]

1958年2月から、四害(伝染病を媒介するハエネズミと、農作物を食い荒らすスズメ)の大量捕獲作戦が展開された。正式には「除四害運動」と呼ばれたが、スズメを大量に駆除した(北京市だけでも300万人が動員され、3日間で40万羽のスズメを駆除した)ことから、「打麻雀運動」「消滅麻雀運動」とも呼ばれる。しかしスズメの駆除は、かえってハエ、カ、イナゴウンカなどの害虫の大量発生を招き、農業生産は大打撃を被った。
スズメは、農作物を食べると同時に害虫となる昆虫類も食べ、特に繁殖期には雛の餌として大量の昆虫を消費している。このような生態系のバランスを無視した結果だったのである。後にスズメは南京虫に変更され、ソ連から大量のスズメが送られたといわれている。



水不足深刻 地下水の過剰採取で地盤沈下 北京





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