人気ブログランキングに参加しています。
読み逃げされませんように、まずはここをポチッとお願い申し上げます。
---------------
細川元首相ついに出馬表明 小泉元首相と脱原発で連携
会談開始から50分後、並んで報道陣の前に、2人は現れた。細川氏は、都知事選への出馬を、小泉氏は、その細川氏への支持を、それぞれ表明した。
細川氏は「『ぜひ、小泉元首相の強力なご支援をお願いをしたい』と、こういうことを申し上げて、『(小泉元首相は)よし! 自分もやるから』と、そういうふうなお話をいただいたので。(出馬決断の最大の理由は?)それは、今の日本のさまざまな問題。特に、原発の問題などについてですね、国の存亡に関わる問題だという危機感を持っているからです。今回の原発の問題なんかは、まさにこれは、知事として非常にやりがいのある仕事だと思います」と述べた。
細川氏支持を表明した小泉氏も、「『東京が原発なしでやっていける』という姿を見せれば、必ず国を変えることができる。いわば、『原発ゼロでも日本は発展できるというグループ』と、『原発なくして日本は発展できないんだというグループ』とのね、争いだと思うんですよ」と述べた。
およそ5分の決意表明の中で、脱原発の立場を鮮明にした一方、ほかの政策には、ほとんど触れなかった細川・小泉両氏。細川氏は、「原発以外ではどのような政策を?」との問いに、無言だった。(2014.1.14 FNN)
--------------------
テレビ朝日系でこんなアンケートをしていました。
「都知事選で原発が争点になってもいい」と「思う」が69%、「思わない」が19%(2014.1.13 ANNニュース)。
これは全国125地点で1000人を対象に50.8%の方が答えたそうです。東京都民でない全国のよくわからない地点で約500人が答えたもので、いくらでも操作できるものです。朝日の仲間の市民活動家に答えさせれば「思う」はもっと増えさせることが出来るでしょう。しかし、それでは「いかにも」という感じなので約7割という数字を導いたのでしょう。
なぜ私がこう言うかというと私の周りには「都知事選で脱原発というのはおかしい」という人が10人中10人だからです。これが普通の国民の考えです。
「細川氏支持を表明した小泉氏も、『原発ゼロでも日本は発展できるというグループ』と、『原発なくして日本は発展できないんだというグループ』とのね、争いだと思うんですよ」と述べた」
小泉元首相は自身が首相の時にも同じような対立構造をつくりました。日本社会全体の利益との大義名分をつくり、これに対して業界関係者を業界のエゴとして抵抗勢力と呼び、全国民を巻き込む熱狂的な世論をつくって抵抗勢力叩きが徹底的に推し進められた。業界団体はエゴでも抵抗勢力でもないのに小泉構造改革の餌食にされマルクス主義の二元論のように対立させられました。結果、業界が萎み日本が弱体化されただけでした。これが小泉構造改革の本質であり、この後遺症は今も残っています。
ですから国民は小泉氏のバカげたパフォーマンスに二度と騙されてはいけません。大体なぜ都知事選で「脱原発」で争わなければならないのでしょうか。
原発が日本の発展に「できる」「できない」というグループ分けも意味がありません。脱原発ならばそれに代わる代替エネルギーを示せばいいのです。それで十分まかなえるならば原発にはこだわりません。しかし現実には今それがないのです。現状は火力全開で耐え忍んでいるのです。この状況がどこまで続けられるのか、足元を見られて高価な化石燃料の輸入も国富の無駄使いなのです。
肝心かなめの細川氏は、「原発以外ではどのような政策を?との問いに、無言だった」とある通り、何も考えがないのに都知事選に出馬したのです。政策はこれから考えるのです。多分、周りの人間が考えてくれてそれらしい政策を打ち出すのでしょう。
かつて自民党の長期政権から短命のおかしな総理大臣が次々出ました。細川氏はその一角です。首相として初めて「日本のアジアに対する加害責任」を表明した首相が細川氏です。しかも細川氏は「私は議員在任中は中国との軋轢を避けるため一度も靖国参拝していない」と当然のように言いました。
日本をダメにしてきた人間を都知事にして都政がまともになるわけがありません。小泉氏の熱にうなされないように、冷静に考えれば誰を都知事にすればいいのかはすぐにわかります。
「政府と東京が同じ方向で努力することが、やがて日本再興、戦後レジームからの脱却につながっていくと思っている」(田母神ブログ)と発言している方こそふさわしいのではないか・・・。
・・・・・
人気ブログランキングに参加しています。
都知事選はもっと真剣にやって欲しい、と思った方はここをポチッとお願いします。