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岸田外相「憲法9条」発言に安倍総理は怒髪天!

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岸田外相「憲法9条」発言に

安倍総理は怒髪天!

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 子の親離れ、親の子離れは、現代日本が抱える課題の1つだが、血の繋がりがない「親」と「子」でも、事情は同じ。

 10月5日、岸田文雄外相(58)は、会長を務める宏池会の研修会で、こんな挨拶を行った。

「宏池会は憲法に愛着を持っている。(中略)当面、憲法9条自体は改正することを考えない。これが私たちの立場ではないか」

 自民党の派閥の中では「リベラル」に位置づけられる宏池会の政策を再確認したわけだが、これに怒髪天を衝くほどの反応を見せたのは、安倍晋三総理(61)である。

 自民党関係者によれば、

「“憲法改正は党是となっているのに、どういうつもりだ!”と、激怒したのです。自分の悲願にケチをつけたからという理由もありますが、それ以上に安倍総理の気に入らなかったのは、この発言の裏に宏池会の古賀誠名誉会長の存在があったこと。何でも岸田さんは、挨拶をする前に古賀さんと話し、宏池会の歴史や政策、スタンスについて篤と聞かされたのだそうです。つまり、岸田さんの発言は、古賀さんの御高説を踏まえたものだった

 それこそが安倍総理の神経を逆撫でした。政治部デスクが続ける。

「奇(く)しくも、安倍総理は先の総裁選を巡って、無投票再選に一役買った岸田さんにとても感謝していたのです。古賀さんが野田聖子さんを担ごうと、宏池会の議員を集めて会合を開こうとしていたところへ、彼が別の会合をセッティングして動きを止めた。それで安倍総理は、“ようやく岸田君は古賀離れができた”と喜んでいたのに、あの発言によって、未だに自立できていないことが露呈したというわけ」

 これでも岸田氏は配下を持つ領袖の立場にいるのだから、全く面目ない。

「宏池会の所属議員からは常々、安倍さんと古賀さんとの間をたゆたう岸田さんの頼りなさに、疑問の声が上がっていました。ポスト安倍を目指すにしても、自立は急務」(同)

 まごまごしていると、自分の「子」が離れていくぞ。

※「週刊新潮」2015年10月22日号
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外務大臣 岸田文雄 -タカの群れに紛れ込んだ「ハト」



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外務大臣 岸田文雄(きしだ・ふみお)
祖父からの政治家3代目。高級官僚や実業家もひしめく名門の家系。宮沢喜一元総理も親戚だ。1993年初当選。2007年、第1次安倍内閣で初入閣、11年には国会対策委員長に就任、そして外相と順当に階段を上っている。去年10月には、池田勇人元首相が創設し総理大臣を多々輩出してきた宏池会を古賀誠氏から継承した。
2世、3世には「七光り」へのコンプレックスからか背伸びする人も多いが、その傾向に反して、物静かで堅実。
「家が一番ほっとする」と家庭的。政治では「強すぎるリーダーシップ」を警戒する。「バランスが大切。謙虚さを忘れた権力は独裁になる」と語る。役所とのバランスに配慮してか、記者会見では役人が作った「虎の巻」に常に目を落とす。目を離しても原稿を一字一句思い出しながら話すほど慎重だ。
組織のバランスにも配慮する。上の指示には逆らわない。去年の党総裁選では当時の派閥トップ古賀氏の指示もあり、安倍氏のライバル石原伸晃氏の推薦人に名を連ねた。安倍政権で反主流に身をやつすかと思いきや入閣。その度量に恐れ入ったか、今度は安倍総理に忠実に仕えている。総理官邸より先に情報を出すことは一切ない。次を狙う野心も見えない「出ない杭」だから誰にも打たれない。傷はつかぬが、存在は安倍総理の影に隠れたままだ。
ところが一点、溝がある。安倍総理は先々、憲法改正、集団的自衛権行使容認を狙っているが、岸田氏の根っこはハト派だ。以前から「勇ましい発言が目立つが、しっかり吟味が必要だ」と慎重だった。今も「内閣全体で取り組む課題」と述べるに止めている。今年の参院選で自民党が勝利すれば、安倍総理は一気に強硬路線に舵を切る可能性がある。そのときこそ「出る杭」にならなければ吟味が深まらない。

青山繁晴、異例の暴露「ユネスコスピーチは外務省が作成し、安倍総理は中身を把握していなかった。現地の独断だった!」 高まる安倍政権批判、佐藤地や岸田外相の責任は…【世界遺産登録・強制労働問題】



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  • 青山繁晴氏がブログで、安倍政権中枢と交わした情報として「ユネスコ大使が行ったスピーチは、外務省が柵瀬氏、安倍首相は中身を確認していなかった」と書いています。
  • 首相官邸から外務省への指事は「登録されないという最悪の結果は避けよ」というものだけであり、「forced to work」は外務省の事実上の独断だった、とのこと。
  • 安倍政権内部からは外務省に対する批判も噴出している模様。

軍艦島をはじめとする明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録の件をめぐって、安倍政権への批判が高まっています… 安倍政権内部では外務省に対する批判の声が強まっているとのこと。

で、青山繁晴氏が、「日本のユネスコ大使らが現地で行ったスピーチは、外務省が作成し、総理はその中身を把握せず岸田外相を信任していた。」って記事を出しています。外務省が悪い、ユネスコ大使が悪いってのは事実なんだろう。でも、安倍政権の信頼回復のためには外務省を叩くだけではなく、世界に向けて積極的に名誉回復を訴えていく必要があるとは思う。


早い朝に、現政権の中枢のなかの中枢とお会いし、議論しました。ぼくとしては世界遺産をめぐる日本のおかしな妥協について直に、徹底批判し、歴史の真実を回復するための新しい努力を強く求めました。


▼それに対する答えのなかに、重大な情報が幾つかありました。

(1)日本のユネスコ大使らが現地で行ったスピーチは、外務省が作成し、総理はその中身を把握せず岸田外相を信任していた。
 官邸から外務省への指示は「登録されないという最悪の結果は避けよ」というだけであり、「force to work」という言葉を使ったのは、外務省と現地組の事実上の独断だった。
 政権はこれを「大きな過誤」と判断しており、真実の回復に努めよという(この早朝の)話を国民の声とも受け止め、対応を考えたい。厳しく考える。

(2)外務省と現地組には、実は、公表されていない重大なミスがもうひとつあった。
 それは現地の土壇場で、「登録は1910年までの話だから韓国の反論と時代が違う」という主張を、韓国側の新しいある主張によって覆されそうになったことだ。これで外務省と現地組が慌ててしまい、独走が起きてしまった。


▼申し訳ありませんが、どこにも公開しているブログとしては、これ以上を書けません。書きません。
(2)に記した経緯にある「韓国側の新しいある主張」についても、ここではその中身は書きません。
 クローズドの完全会員制のレポートで伝えます。


▼なぜこの書き込みをするか。
 ぼくら日本国民の手で戦う余地があることを、立場の違いを超えて、たとえばレポートの会員でないかたがたにも知っていただきたいからです。


 安倍政権内で6日、世界文化遺産登録に関する日韓交渉の末に朝鮮半島出身者が「労働を強いられた」と陳述した外務省対応について、日本政府が「強制労働」を認めたと内外から受け取られかねないとの観点から「詰めが甘かった。職業外交官として失格だ」(官邸筋)と批判する声が出た。
 「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録への協力姿勢に転じた韓国が土壇場で態度を硬化させ、日本から歩み寄りを引き出した経緯に関し、政府筋は「韓国にしてやられたということだ」と不満をにじませた。
 韓国から協力を取り付けた6月の日韓外相会談の段階で、陳述内容に関する同意を得なかったため、韓国側につけ込む余地を与えたとの思いが一連の批判の背景にあるとみられる。
 一方、政権中枢の関係者は「韓国の交渉態度がここまでひどいとは思わなかった。外務省の失態とまでは言えない」と擁護した。

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古賀誠の子飼い、岸田文雄に
日本の外務大臣としての資格はあるのだろうか?




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