米豪合同演習に陸自が初参加
中国にらみ上陸作戦も
中国にらみ上陸作戦も
オーストラリア北部ダーウィンなどで5日、同国最大規模の米軍とオーストラリア軍の合同軍事演習「タリスマン・セーバー」が21日までの日程で始まった。2年に1度実施されており、今回は陸上自衛隊とニュージーランド軍が初めて参加する。
南シナ海で中国が岩礁を埋め立てて滑走路建設などを強行する中、反対する米国と同盟国がアジア太平洋地域での連携を強化する。
4カ国から陸海空の3万人以上が参加。
前回はオブザーバーだった陸自は今回、離島防衛に特化した「西部方面普通科連隊」(長崎県佐世保市)などの約40人が参加。米海兵隊との枠組みで演習に加わり、相互運用性の向上のため、偵察ボートによる上陸作戦や戦闘射撃訓練を実施する。ニュージーランド軍はオーストラリア軍に加わる。(共同)