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韓国人気チェーン「KyoChonチキン」9月に上陸 「逆風」の日本でやっていけるのか?

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韓国人気チェーン
「KyoChonチキン」
9月に上陸


「逆風」の日本でやっていけるのか?

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 イメージ 1韓国の人気フライドチキンチェーン「KyoChonチキン」が、2015年9月に日本での1号店を東京・六本木にオープンする。

   KyoChonチキンは、2006年の米国進出に続き、中国やインドネシア、マレーシア、フィリピン、タイの6か国に1000店舗以上を展開する、いまや世界的なチキンブランドに成長した。


「チキンとビール」がコンセプト


   日本のJASDAQ市場に株式を上場するレッド・プラネット・ジャパン傘下のレッド・プラネット・フーズは、「KyoChonチキン」を展開する韓国のKyoChon F&Bとあいだでのジョイントベンチャー(JV)、「KyoChon Asia Development」を設立することで合意したと、2015年6月18日に発表した。


   同時に、レッド・プラネット・フーズの子会社として「キョチョン・ジャパン」を設立。日本でのブランド管理や店舗の運営に当たっていく。

   東京・六本木には「チキンとビール」をコンセプトに、264平方メートル(約80坪)の規模で出店。さらに、2016年末までに東京を中心に追加出店を予定するほか、JVを通じて香港のショッピングモールや、マカオや中国広東省、台湾、シンガポールにも展開する計画という。



   「KyoChonチキン」は1991年に韓国で生まれた老舗のフライドチキンチェーン。鶏やにんにく、唐辛子などの産地や鮮度にこだわった、食の安全と健康を最優先する姿勢や、便利なデリバリースタイルが、韓国では大好評。その味は甘辛い醤油ベースのオリジナルソースで、味付けした後に揚げることでサッパリしながらも味はしっかり。かぶりつけば、パリッと香ばしい皮の食感が楽しめる。


   メニューには、高品質の韓国産唐辛子を使った「KyoChonレッドオリジナル」や、骨なしの「KyoChonサルサルチキン」、もも肉と手羽先だけの「combo」などを用意。好みでジャンバラヤソースやハニーマスタードソースをつけて食べるスタイルも話題になっていて、その独特な味付けにハマっている人は少なくないようだ。


   そんな「KyoChonチキン」の日本上陸にインターネットでは、韓国で食べた経験のある人だろうか、

「kyochonチキン、もうね、おいしいのなんの」

「韓国ではデリバリーが主なので、日本人旅行者にはなかなか知られてないのではないでしょうか。とにかく、衝撃的!」

「ちょっと高いけど、甘辛しょうゆ味がうまいし、衣もサックリ! KyoChonにしかないGOODな味付け」

と、「おいしい」の声が寄せられている。

「ケンタッキーですらコンビニチキンに押されているのに・・・」

   その一方で、「KyoChonチキン」の日本進出を疑問視する声も少なくない。


「鶏肉は韓国産なんだよな。鳥インフルとかMERSとかって、大丈夫なのかな?」

「いまクオリティーの低い韓国産をわざわざ買って食べる気にはならん」

「日本じゃケンタッキーがシェアもってるからな。後発は不利なジャンルだ」

「考えたなw六本木は外国人のメッカだから、外国人になら受け入れられるとか狙ったんだろうさ」

「ケンタッキーですらコンビニチキンに押されているのに、これじゃ過当競争だろ。マネできないくらいおいしくて安いを実現できるの?」

といった日本での定着を心配する声や、なかには韓国で流行しているMERS(中東呼吸器症候群)を危惧する声もある。


   日本進出を果たした韓国のフライドチキンブランドには、ジェネシスBBQグループが運営する「BBQ」がある。2014年7月に、東京・渋谷に直営店をオープンした。BBQは秘伝のスパイスと「オリーブオイルで揚げる」という、ヘルシー&リッチがこだわり。日本を含め世界57か国、3750店舗を展開する、韓国1位のチキンフランチャイズブランドとされる。


   ただ、その後はさっぱりの様子。当初、BBQは「1年以内に20か店」を目標としていたが、現在のところ渋谷店と新大久保エクスプレス店の2か店にとどまり、出店ペースは鈍い。

   BBQに限らず、韓国企業は全体的に急激な円安の進行による価格競争力が低下や韓国内での消費低迷で業績が悪化している。加えて、日韓の政治的な関係の悪化などで、韓国製の人気が下がっていることもあり、なかなか厳しい状況のようだ。



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