中国の文化〝侵略〟尖閣危機尻目に
「親中派」翁長沖縄知事が
沖縄振興一括交付金使い進める
「龍柱」建造 かつて和歌山、奈良でも騒動が…
青く澄んだ「美(ちゅ)ら海」に面した那覇市若狭の沿岸部が、ある論争の舞台となっている。
同市が中国・福州市との友好都市30年を記念したシンボルモニュメント「龍柱(りゅうちゅう)」を建造する計画が浮上。
昨年11月の沖縄県知事選で初当選した翁長雄志(おなが・たけし)氏が那覇市長時代から進めている事業だが、元来、龍は中国皇帝のシンボルとされる。
その上、国の沖縄振興一括交付金を財源とする事業なのに中国の原材料を使い、現地業者が製作するという計画に、尖閣諸島(同県石垣市)の奪取を虎視眈々と狙う中国に臣従して
国民の税金まで“貢ぐ”のか-と保守系の市議や市民らから批判が相次いでいるのだ。
昨年11月16日の沖縄県知事選開票日。那覇市内の翁長氏の選挙事務所では、現職の仲井真弘多(ひろかず)氏を破り、初当選確実を伝えるテレビのテロップが流れると、詰めかけた支持者から大歓声が上がった。
国際社会の中で、翁長氏の初当選にほくそ笑んだであろう人物がいる。中国共産党に君臨する習近平国家主席である。
「反米路線」を貫く翁長氏の中国との接点は意外と知られていない。17年、福州市から栄誉市民の称号を受けたことがあるが、福州市を省都とする福建省は習氏の長年の地盤でもある。
そんな翁長氏が那覇市長時代の24年度から肝いりで始めたのが、龍柱の設置事業なのだ。
計画されている龍柱はどんなものなのか。同市花とみどり課によると、市が若狭地区の沿岸部で建造を進めている龍柱は高さ約15メートル、幅3メートルという巨大な2体。
玄関口に龍柱を設置する意義について、市の担当者は「首里城をはじめ、沖縄の建物や敷地の入り口には龍柱やシーサー像が置かれていた。
龍柱は日中双方の文化が融合した沖縄文化の一つだ」と強調する。
だが、市議会では計画への異論も渦巻いた。中でも前泊美紀市議は計画が持ち上がった段階から「反対」を訴えてきたという。
前泊市議が異議を唱えるのは、
龍柱設置事業の財源に
国からの沖縄振興一括交付金が使われる点だ。
一括交付金は使用目的が決められた“ひも付き補助金”ではなく、地方が自由な裁量で使用できる。
ここ数年、沖縄県が受け取っている年間1500億~1700億円超の一括交付金は那覇市などに振り分けられ、龍柱設置のための予算にも充てられている。
26年度で完了予定の龍柱設置事業の総事業費は2億6700万円。
このうち約8割は一括交付金が占めるという。
しかも、原材料は中国から切り出された石材が使われ、現地で加工された。一括交付金が中国の業者を潤わせているのだ。
市は「発注したのは県内の業者で、中国の業者はその下請け」としているが、
前泊市議は「そもそも全国の中で沖縄は優先して一括交付金を受け取っている。
本来は福祉や市民生活に直結すべき事業に使われるべきお金が無駄遣いされている。
国にも足下を見られかねない」と語る。
市は翁長氏が知事へと転身した後、副市長として市政を支えた城間幹子市長が事実上の禅譲を受けた。
城間市長の代になっても事業は粛々と続けられている。
龍柱は現地で完成し、すでに昨年末に沖縄県に運搬された。
現在、若狭地区の沿岸部で整地と台座の設置作業が進み、今年3月末までに完成した台座に龍柱を設置し、事業が完了する見通しだ。
日中関係に詳しい独立総合研究所社長の青山繁晴氏は、那覇市の龍柱設置事業について
「龍は中国皇帝の象徴であり、国内に建てるというのは中国の侵略をウエルカムだと言っているようなものだ。当然、建設は中止すべきだ」と憤る。
その上でこう警告する。
「中国の〝侵略〟はまず文化から始まる。政治家たちがそのような建造物を建てようとしても、私たち国民がその思惑に気付かないといけない」
http://www.sankei.com/west/news/150116/wst1501160007-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/150116/wst1501160007-n2.html
http://www.sankei.com/west/news/150116/wst1501160007-n3.html
http://www.sankei.com/west/news/150116/wst1501160007-n4.html
同市が中国・福州市との友好都市30年を記念したシンボルモニュメント「龍柱(りゅうちゅう)」を建造する計画が浮上。
昨年11月の沖縄県知事選で初当選した翁長雄志(おなが・たけし)氏が那覇市長時代から進めている事業だが、元来、龍は中国皇帝のシンボルとされる。
その上、国の沖縄振興一括交付金を財源とする事業なのに中国の原材料を使い、現地業者が製作するという計画に、尖閣諸島(同県石垣市)の奪取を虎視眈々と狙う中国に臣従して
国民の税金まで“貢ぐ”のか-と保守系の市議や市民らから批判が相次いでいるのだ。
昨年11月16日の沖縄県知事選開票日。那覇市内の翁長氏の選挙事務所では、現職の仲井真弘多(ひろかず)氏を破り、初当選確実を伝えるテレビのテロップが流れると、詰めかけた支持者から大歓声が上がった。
国際社会の中で、翁長氏の初当選にほくそ笑んだであろう人物がいる。中国共産党に君臨する習近平国家主席である。
「反米路線」を貫く翁長氏の中国との接点は意外と知られていない。17年、福州市から栄誉市民の称号を受けたことがあるが、福州市を省都とする福建省は習氏の長年の地盤でもある。
そんな翁長氏が那覇市長時代の24年度から肝いりで始めたのが、龍柱の設置事業なのだ。
計画されている龍柱はどんなものなのか。同市花とみどり課によると、市が若狭地区の沿岸部で建造を進めている龍柱は高さ約15メートル、幅3メートルという巨大な2体。
玄関口に龍柱を設置する意義について、市の担当者は「首里城をはじめ、沖縄の建物や敷地の入り口には龍柱やシーサー像が置かれていた。
龍柱は日中双方の文化が融合した沖縄文化の一つだ」と強調する。
だが、市議会では計画への異論も渦巻いた。中でも前泊美紀市議は計画が持ち上がった段階から「反対」を訴えてきたという。
前泊市議が異議を唱えるのは、
龍柱設置事業の財源に
国からの沖縄振興一括交付金が使われる点だ。
一括交付金は使用目的が決められた“ひも付き補助金”ではなく、地方が自由な裁量で使用できる。
ここ数年、沖縄県が受け取っている年間1500億~1700億円超の一括交付金は那覇市などに振り分けられ、龍柱設置のための予算にも充てられている。
26年度で完了予定の龍柱設置事業の総事業費は2億6700万円。
このうち約8割は一括交付金が占めるという。
しかも、原材料は中国から切り出された石材が使われ、現地で加工された。一括交付金が中国の業者を潤わせているのだ。
市は「発注したのは県内の業者で、中国の業者はその下請け」としているが、
前泊市議は「そもそも全国の中で沖縄は優先して一括交付金を受け取っている。
本来は福祉や市民生活に直結すべき事業に使われるべきお金が無駄遣いされている。
国にも足下を見られかねない」と語る。
市は翁長氏が知事へと転身した後、副市長として市政を支えた城間幹子市長が事実上の禅譲を受けた。
城間市長の代になっても事業は粛々と続けられている。
龍柱は現地で完成し、すでに昨年末に沖縄県に運搬された。
現在、若狭地区の沿岸部で整地と台座の設置作業が進み、今年3月末までに完成した台座に龍柱を設置し、事業が完了する見通しだ。
日中関係に詳しい独立総合研究所社長の青山繁晴氏は、那覇市の龍柱設置事業について
「龍は中国皇帝の象徴であり、国内に建てるというのは中国の侵略をウエルカムだと言っているようなものだ。当然、建設は中止すべきだ」と憤る。
その上でこう警告する。
「中国の〝侵略〟はまず文化から始まる。政治家たちがそのような建造物を建てようとしても、私たち国民がその思惑に気付かないといけない」
http://www.sankei.com/west/news/150116/wst1501160007-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/150116/wst1501160007-n2.html
http://www.sankei.com/west/news/150116/wst1501160007-n3.html
http://www.sankei.com/west/news/150116/wst1501160007-n4.html
中国共産党 友の会
中国が仕掛ける「琉球独立」の罠
中国による琉球独立工作が進んでいます。
日本国民は知りませんが、この数年、中国は国内のテレビや新聞を使い、「沖縄県民のほとんどは日本からの独立を望んでいる」というとんでもないニュースを報道し続け、「中国人民は沖縄の独立を支援すべき」と民衆に呼びかけています。
◆ついに「沖縄領有」を主張し始めた中国
2013 年5 月8 日、人民日報は「沖縄の領有権は日本にはない」という論文を掲載し、沖縄の領有を示唆し始めました。3 日後の11 日には環球時報が「中国は沖縄の独立運動を支援すべき」という社説を掲載。
中国は明らかに「尖閣諸島」のみならず、「沖縄全体」の領有を主張するようになりました。
◆中国に利用される「琉球独立運動」
この中国の動きと連動するかのように、2013 年5 月15 日には松島泰勝・龍谷大学教授らが発起人となり、「琉球民族独立総合研究学会」が設立されました。
独立を主張する人々は少数派であり、市民権を得ているとは言えません。ところが、中国国内では「県民の多くが独立を望んでいる」かのように、この会見映像が報道されました。
また、今年4 月30 日には「琉球独立」を掲げる候補が、沖縄県知事選に立候補。「1年以内の琉球国独立」と「米軍退却後に韓国・中国・台湾などの軍隊を置く」ことを公約として掲げ、記者会見を開きました。
このニュースについても、中国のメディアは一斉に報道し、ネットでは「米軍に虐げられている沖縄の同胞を救え!」「中国は沖縄の独立を支援し、中国に復帰させるべきだ」という書き込みがあふれています。
◆中国が「沖縄独立」を支援する理由
なぜ中国は、「沖縄独立」を支援するのでしょうか?
答えは簡単です。アメリカと戦争をせずに沖縄の米軍基地を撤退させるためには、「沖縄の独立」が近道だからです。
いま、中国は、「ロシアによるクリミア侵攻」をヒントに、沖縄の実効支配のシナリオを練っていると言われています。
プーチン大統領は、ロシア系住民の保護を理由にウクライナにロシア軍を派遣し、クリミアをあっと言う間に実効支配しました。
沖縄には「久米三十六姓」に代表されるような、中国渡来人の末裔の方々が暮らしています。いったん沖縄を独立させ、米軍や自衛隊を撤退させて沖縄を丸腰にさせてから、「中国系住民を保護するため」という名目で、沖縄に人民解放軍を進駐させる──これが中国が描いているシナリオです。
明や清の時代には、たしかに沖縄は中国との交流が盛んだったため、中国に親しみを感じる県民も多いかもしれません。しかし、現在の中国ではナチスのホロコースト以上の虐殺や人権弾圧が行われており、亡命する人民が後を絶ちません。
2012 年の沖縄統計センターの調査によると、99%以上の沖縄県民は独立に反対しています。
(※ 沖縄の防衛に関する県民意識調査 http://okinawanoshinjitu.blog.fc2.com )
沖縄県民はこれからも中国のような国に吸収されることを、断固として拒絶し、「琉球独立」についてはっきりと「N
O!」の意思を示さねばなりません。そうしなければ、とんでもない未来が待っているのです。
【アーカイブ】沖縄の声-龍柱問題、「住みよい那覇市を作る会」の第一回講演会[桜H26/7/6]
【アーカイブ】沖縄の声-迫りくる中国の脅威、若狭の龍柱が年内に完成とタイムスが報道[桜H26/6/22]